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災害時にも便利!パッククッキング!!

ページID:0044869 更新日:2024年9月1日更新 印刷ページ表示

パッククッキングとは、食材を耐熱性のあるポリ袋に入れて、鍋等で加熱する調理方法です。
洗い物を出さずに、簡単にあたたかい料理が複数作れるため、災害時の調理法としても注目されています。

パッククッキングの画像

パッククッキングのメリット

ソーセージのラタトゥイユの画像

  • 災害時でも、衛生的に温かい物が食べられる。
  • 水の使用が少なく、アレルギーやそれぞれの好みに合わせた複数のメニューを同時に調理できる。(水は何回でも使える。)
  • ポリ袋のまま食べることで器を洗う必要がない。
  • ごはん、おかず、デザートと色々なものを作ることができる。
  • 1人前~と少量でも作ることができる。

必要なもの

  • カセットコンロ(電気が使えれば電気ポットなども使用可能)
  • ガスボンベ
  • 鍋、またはやかん
  • 金ザル、または皿(ない時はふきんやタオルでも可)
  • 高密度ポリ袋
    ※ポリエチレンと表示してある半透明なもの、耐熱温度130℃以上、湯せん対応のもの

あると便利なもの

  • 牛乳パック
    切って開けばまな板になり、底の方は高さを残して切れば器にもなる。
  • キッチンバサミ
  • トング、菜箸

基本の手順

  1. 具材の大きさを揃えて切る。
  2. 高密度ポリ袋に具材、調味料を入れる。
  3. 具材と調味料をよくなじませる。
  4. 袋の中の空気を抜く。
  5. 袋をクルクルねじって、上の方で縛る。
  6. 袋が鍋底で溶けたり、破れたりするのを防ぐために、鍋に金ザルか皿、ふきん等を入れる。
  7. 鍋の湯が沸騰したら、袋に入った食材を入れ、蓋をする。火加減を弱火にして、鍋底から常に泡が出る状態を保ち加熱する。

作る時の注意点

  • 必ず高密度ポリ袋を使う。
  • 油が多い物は不向き。
  • 火の通りが均一になるように、具材はなるべく平らにして鍋に入れる。
  • たくさん作りたいときは、1つの袋にたくさん入れるのではなく、袋数を増やす。
    (1袋1~2人前)
  • 袋の中の空気をしっかり抜く(加熱すると膨らむため)
  • 食べ残しは廃棄する。

基本の白ご飯の炊き方!

基本の白ご飯の炊き方さえ覚えておけば、いざという時にも便利です。ポリ袋のままにぎれば、おにぎりにもなります。

材料

材料(1人分)
材料名 分量
75グラム(2分の1カップ)
水 ※米の約1.4倍量が目安 100ミリリットル(2分の1カップ)

作り方

 
(1) ポリ袋に米を入れて、袋の中で洗米して水を捨てる。
※災害時は洗米しなくても可能
(2) (1)の中に分量の水を入れ、しっかり空気を抜いて、袋の口を上部で結ぶ。約30分置いて、浸漬させる。
※洗米しない場合は浸漬時間を1時間にする。
(3) 鍋に水を入れ、金ザルか皿を敷き、湯を沸かす。沸騰したら(2)を入れ、蓋をして20分くらい弱火で加熱する。
(4) その後、火を消し、10分程度鍋の中に放置して、米を蒸らす。

栄養量(1人分)

 
エネルギー たんぱく質 脂質 塩分
257キロカロリー 4.6グラム 0.7グラム 0グラム

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