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あたたかい職場に支えられて、保健師として働く

ページID:0029684 更新日:2023年3月1日更新 印刷ページ表示

人生を豊かにするために 

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就職して2年目、保健師として働いています。塩尻市は地区分担制と業務分担制の両方を採用しており、私の業務担当は母子保健と予防接種分野です。例えば母子保健では、生後1ヶ月ほどのお子さんがいるご自宅に伺って、お子さんの発育を確認したり、お母さんのご相談に乗ったりしています。その時期は、授乳が一番の悩みどころだと思いますので、授乳状況の確認や、抱っこの仕方をお話することもあります。

また気軽に相談できる身近な相談窓口としてサポートルームでは、「保護者の方の不安が、少しでも和らぐように」そして「子どもたちの人生が、より豊かになるように」と願いながらサポートしています。  

予防医療に惹かれました。

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保健師を目指したのは、予防医療を推進したいと思ったからです。私のおじいちゃんが病気で苦しい思いをした時に、「なんとか予防できなかったのか」と思い、調べるうちに知ったのが“予防医療”。そして、予防医療支援をする“保健師”という存在に惹かれました。治療を受けられるのは、ありがたいことではありますが、やっぱり病気にならずに過ごせるのが、人生を歩むうえでは大事なことだと思います。 

高校2年生の時には進学先を絞って、医療専門大学に進学。さまざまな医療分野を専攻する学生が一緒になり、グループトレーニングを通してチーム医療を学びました。現在も保健師だけではなく、多職種で協力しているので、各々のプロフェッショナルが持つ視点を取り入れる大切さを学べたのは、大いに役立っています。 

塩尻市役所の仕組み「サポーター制度」「デジタル化」

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塩尻市役所には、1年目職員のための「サポーター制度」があります。新人職員1人に対して、先輩が1人付いてくれるようになっていて、業務内容や、そのほか身の回りのことを教えてもらえます。 

また、塩尻市では「デジタル化」にも力を入れています。私達の課においては、母子保険や予防接種の手続きを、電子申請できるように準備を進めています。現在のところ、市民の方には平日の昼間に足を運んでもらわなくてはならないのですが、それが電子化することで、いつでも申請してもらえるのがメリットになります。 

さらに、健診の待ち時間に見ていただけるような「発達について学べる動画」の作成にも取り組んでいます。コロナ禍で集団指導ができなくなってしまったので、待ち時間を有効活用してもらえるように工夫しています。 

塩尻市役所を希望する方へメッセージ

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塩尻市役所で働く保健師の方々は、心があたたかい方が多いと感じます。先輩には丁寧に教えていただけますし、質問があれば、作業中でも手を止めてこちらに集中して答えていただけるので、とても感謝しています。人間関係に恵まれているので、働きやすい職場です。 

そして、保健師を目指している方は、4年生になっても引き続きor病院や地域での実習があったり、就職活動や卒業論文があったり、保健師と看護師の2つの国家試験を受験しなくてはならなかったりと、とても忙しい1年になります。大変ですが、やるしかない状況だと思います。頑張って乗り越えていただき、(次の春から)保健師として一緒に働くことができたら嬉しいです。 

 

健康福祉事業部健康づくり課 柳澤 果歩