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塩尻市の食育がめざすもの

ページID:0003424 更新日:2024年7月23日更新 印刷ページ表示

塩尻市食育推進の基本理念

塩尻市では「楽食・育膳」を基本理念とし、食育を推進しています。

「楽食」は家族や身近な人がそろって、食事のマナーや食文化を伝えながら食事を楽しむことを指し、
「育膳」は食事の場や体験を通じて、食事ができるまでに関わる人や自然の恵みを学び、心と体をそだてることを指します。

食育の基本は家庭など誰かと囲む食卓にあり、楽しい食卓を通して「食」への関心や感謝の心が育まれます。自然や文化に恵まれた塩尻市の特性を活かし、地元の食材を活用した食文化を大切に守りながら、自らの意思で健全な食生活が実践できる力を育てることが食育の基本と考えます。
このような点から、みんなが「食」を楽しみ、豊かな食習慣を育て、健やかな心と体づくりができること、また、「食」に携わる様々な人との交流を通して豊かな人間性や郷土を愛する心と地域の農業や地球環境を守っていく気持ちを育てることを塩尻市の食育推進の基本理念とします。

基本理念

楽食育膳の4つの文字を食育を推進する上での柱とし、様々な場面で活動を行っています。

塩尻市の取り組み紹介

楽:楽しい食事を通して健康な心とからだを養う

  1. 食を通じて、健やかな生活習慣を継続していくため、誰かと楽しく囲む食卓の重要性を啓発する。
     
    みんな一緒にいただきますの日

    毎月19日の「食育の日」を「みんな一緒にいただきますの日」として取り組みを進めています。
    令和6年度みんな一緒にいただきますの日のポスター
  2. 食育を通して個人の健康状態に応じた食事や栄養指導の充実を図り、生活習慣病等の予防を推進する。
     

    地区栄養教室

    生活習慣病の予防を目的とした食事の実践方法を身につけられるよう、疾病と食のつながりについて学びます。
    地区栄養教室の様子の写真 
     
  3. 幼児期から少年期、青年期などの発達段階に応じた適切な食育の推進を図る。
     
    乳幼児健診
    発達に合わせた離乳食や幼児食等の試食を通して子どもの食育を支援します。

    離乳食の試食をしている様子の写真
     

    出前講座やチラシ配布
    課の栄養士が高校へ出向き、将来、健康に過ごすために、今知っておいて欲しいことを食生活を中心に講話をしたり、食育啓発のチラシを配布したりしています。
     
  4. 保育園・幼稚園、学校における食育を通じて、家庭や地域への普及を図る。
     
    栄養士による食に関する授業

    学校の栄養士が、病気予防の食生活や栄養についての授業を行います。
    栄養士による食に関する授業の写真
     
  5. 市民一人ひとりが「自分の健康は自らが守る」という意識をもてるよう、適切な食生活に関する知識の普及啓発を進める。

食:食を取り巻く習慣など暮らしの基本としての食事を身につける

  1. 食習慣の乱れにより生じる健康問題を理解し、食習慣の見直しを図る。
     
    健診後の教室や個別相談

    健診結果をもとに説明会や個別相談を行い、自分にあった食事内容を知るきっかけとします。
     
  2. 家庭において食材に関する知識、調理技術、食文化、食事に関するマナーなどの伝承を図る。
     
     
  3. 食環境の課題を理解し、限りある食資源を有効に活用する方法の普及と定着を図る。
     
  4. 食の安全性に関する知識を高め、様々な情報から適確判断により適正な食品を選択できる力をつける。

育:人と人との交流で豊かな人間性を育む

  1. 保育園や小中学校の自園自校給食の特色を活かして、次世代の子どもの心とからだをつくる。
     
    保育園・学校給食
    子どもと調理員が直接顔を見て会話でき、心が通じあえる環境にあります。保育園の畑や学校菜園でとれた野菜もその日に給食に利用できます。

    給食室に食材を届ける生徒の写真
     
  2. 農村生活マイスターや食生活改善推進協議会などの、地域に密着した人材と協力して、食品の魅力や正しい知識の普及啓発を図る。
     
    食生活改善推進協議会によるさまざまな料理教室
    男性料理教室の写真
    男性料理教室
     

    きらめきヘルシー教室の写真
    きらめきヘルシー教室

膳:農作物生産や膳などの食を取り巻く環境の中で郷土を愛する心を育む

  1. 地域の食材や伝統工芸品の漆器などにふれながら、地産地消を通じ豊かな感性を育む。
     
    地域の特産物の活用
    地元でとれる食材の消費を促し、食文化をに関心を持ってもらえるよう活動しています。

    ナイヤガラの写真
    塩尻市特産のナイヤガラぶどう
     

    そばの写真
    塩尻市本山地区はそば切り発祥の地
     

    農産物直売所
    生産者と消費者の交流等により、つくり手とつかい手のお互いが見える場づくりが図られ、
    安心・安全な農産物の提供・購入ができる場として活用されています。
    農産物直売所の写真
     
    学校給食献立
    「地産地消」の更なる充実を図り、地元でとれた旬の食材を使った給食を提供しています
    塩尻市の特産物を使用した献立や、郷土食を取り入れています。

    学校給食の画像
    ごはん、赤彦汁、山賊焼き、レタスサラダ、りんご
     
    学校給食レシピサイト こんこんレシピ<外部リンク>
    塩尻市の給食メニューを家庭でも応用していただくため、塩尻市給食レシピサイト「こんこんレシピ」を公開しています。

    こんこんレシピホームページの画像

最後に

「食育」とは、様々な経験を通じて、「食」に関する知識と、バランスの良い「食」を選択する力を身に付け、健全な食生活を実践できる力を育むことです。食べることは生涯にわたって続く基本的な営みですから、子供はもちろん、大人になってからも「食育」は重要です。食育を実践するのは皆さん一人ひとりです。健康的な食のあり方を考えるとともに、だれかと一緒に食事や料理をしたり、食べ物の収穫を体験したり、季節や地域の料理を味わったりするなど、できることから食育を始めましょう。

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