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東漸寺のシダレザクラ(とうぜんじのしだれざくら)

ページID:0029781 更新日:2025年2月25日更新 印刷ページ表示

 

概要


東漸寺のシダレザクラ1                    

  • 指定等区分 市指定天然記念物
  • 指定年月日 昭和46年3月5日
  • 種別 天然記念物
  • 所在地 塩尻市大字洗馬上組2038番地
  • 所有者 東漸寺

春になると見事な花を咲かす老木

 サクラ(バラ科)の巨木・老木といわれるものは県内にも数十本知られていますが、そのほとんどがエドヒガンです。エドヒガンは別名、アズマヒガン、ウバヒガンのほかに単にヒガンザクラとも呼ばれ、県内にも自生もみられますが、一般には栽植されたものです。
 シダレザクラは、このエドヒガンの変種で、樹姿がおもしろく大木になるので特に珍重され、この大木も県内には十数本知られています。
 東漸寺のシダレザクラは、寺の入口近くの道路わきの独立木で、幹囲4.89mもあり、地上4mから枝を出しています。主幹がややおとえを見せ始めており、幹の空洞の腐しょくが進んでいますが、市内最大の美しい老木です。