ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 文化財情報 > 床尾神社のアサダ大木群(とこおじんじゃのあさだたいぼくぐん)

本文

床尾神社のアサダ大木群(とこおじんじゃのあさだたいぼくぐん)

ページID:0029780 更新日:2025年2月25日更新 印刷ページ表示

 

概要

床尾神社のアサダ大木群                 

  • 指定等区分 市指定天然記念物
  • 指定年月日 昭和46年3月5日
  • 種別 天然記念物
  • 所在地 塩尻市宗賀2065番地
  • 所有者 床尾神社

社叢には珍しいアサダの大木群

 社叢には、スギを主とした針葉樹に囲まれているが、社殿のわきと、裏側から東南隅にかけてアサダの珍しい大木がそろっています。最大の木の幹囲は3.24m、樹高25m以上、つづいて2.44mのもの1本に、2.42mのもの1本、2.32mのもの1本のほか、幼樹が多数育っています。
 アサダはカバノキ科の陽樹で、北は北海道から南は九州の霧島山まで広く分布しており、その辺材は黄白色、芯材は暗褐色で、その材はいずれも堅く粘りが強く、光沢が美しい上に耐久力があるので、利用度が多く、特に器具材として杓子や棒などに用いられています。
 一般には生長すれば幹囲1.8mに、樹高15mから20m位になるといわれていますが、「床尾神社のアサダ大木群」のものはいずれもこれを超えるものばかりで、樹高も20mを超えるものもあります。大木ぞろいの珍しい社叢です。