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相吉のシダレクリ自生地(あいよしのしだれくりじせいち)

ページID:0029778 更新日:2025年1月24日更新 印刷ページ表示

 

概要

相吉のシダレクリ自生地1
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  • 指定等区分 市指定文化財
  • 指定年月日 昭和46年3月5日
  • 種別 天然記念物
  • 所在地 塩尻市大字北小野3303番地15
  • 所有者 北小野財産区

曲がりくねった奇妙な樹形が群生する

 ブナ科のクリは北海道中南部以南の全国いたるところに分布していますが、その変種であるシダレクリは、福島・長野・岐阜県の一部にしかみられません。長野県でも、現在のところ、下伊那・上伊那・塩尻市・下諏訪町・上田市・南安曇の一部に知られている程度です。
 相吉のシダレクリは、相吉の溜池に面した、広さおよそ5,000平方メートルの南向斜面に約100本自生しています。他に大きな立木がないので陽当たりがよく、地元の方により毎年雑木や雑草を切り払っているため、生育状態も良好です。
 シダレクリが相当数群生していることは珍しく、隣の一続き地にある辰野町の小野シダレクリ自生地(国天然記念物)以外にはほとんどみられず、大変貴重です。