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平出一里塚(ひらいでいちりづか)

ページID:0029755 更新日:2025年2月25日更新 印刷ページ表示

 

概要

平出一里塚の画像
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  • 指定等区分 市指定史跡
  • 指定年月日 昭和46年3月5日
  • 種別 史跡
  • 所在地 塩尻市大字宗賀122番地1
  • 所有者 塩尻市

両塚が残る貴重な交通遺跡

 中山道をはさんで、両側に1対の一里塚が現存しています。南塚は、周囲50m、高さ1.7m、頂上の直径15m、頂上に松が植えられています。北塚は周囲45m、高さ2m、こちらも同様に頂上には松が植えられています。
 一里塚は慶長9年(1604)から、徳川家康の命により各街道に築かれました。江戸日本橋を基点として36町を一里とし、一里ごとに道の両側に一里塚を築かせ、塚の頂上にエノキなどを植えて道程標とし、旅情を慰め、通行の便宜をはかってきました。
 その道路幅は5間(9m)、塚は5間平方と定められたが、明治以後はその必要もなく、だんだんと消滅し、県下でも平出のように原型を保つものはごく少なく、交通遺跡として貴重です。