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菅江真澄直筆史料(すがえますみじきひつしりょう)

ページID:0029735 更新日:2025年1月31日更新 印刷ページ表示

 

概要

菅江真澄直筆史料1
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  • 指定等区分 市指定有形文化財
  • 指定年月日 令和2年3月2日
  • 種別 書跡・典籍
  • 所在地 塩尻市洗馬2545番地ほか
  • 所有者 塩尻市立洗馬小学校ほか
  • 時代区分 江戸時代 後期

菅江真澄と地元住民との交流の軌跡

  江戸時代後期の文人・紀行家、菅江真澄(1754~1829)が本洗馬村に逗留していたころに書き残した直筆の史料です。内訳は、和歌(軸装)1点、草稿(軸装)1点、和歌(短冊)1点、和歌(短冊軸装)1点、詠歌集1点、古典和歌集(写本)6点、連歌1点で、真澄の和歌への造詣の深さや、地元住民との交流の軌跡を知る上でも貴重です。
 また本史料を含む真澄関連史料の発掘が、日本民俗学の創始者柳田國男の目に留まり、昭和5年の長興寺での「民間伝承論大意」の講演会、「真澄遊覧記信濃の部」の復刻、やがては日本民俗学の創出につながったという点からも評価されます。