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和手遺跡出土の火熨斗(わでいせきしゅつど の ひのし)

ページID:0029729 更新日:2025年3月5日更新 印刷ページ表示

 

概要

火熨斗の画像              

  • 指定等区分 市指定有形文化財
  • 指定年月日 平成14年7月11日
  • 種別 考古資料
  • 所在地 塩尻市大字宗賀1011番地3(平出博物館)
  • 所有者 塩尻市
  • 時代区分 平安時代

古代のアイロン

 火熨斗は、現在のアイロンに相当する道具で、皿に炭火を入れて暖め、平らな底の部分で布を平らにのばすために使われていたと考えられます。
 本資料は、平成8年(1996)に和手遺跡の平安時代の竪穴住居跡から出土したもので、皿部は銅製、把手は鉄製です。
 国内では古墳時代以降使用されるようになったと考えらてれますが、平安時代の住居跡から出土した事例は全国的に見ても数が少なく、貴重な事例となっています。