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火熨斗は、現在のアイロンに相当する道具で、皿に炭火を入れて暖め、平らな底の部分で布を平らにのばすために使われていたと考えられます。 本資料は、平成8年(1996)に和手遺跡の平安時代の竪穴住居跡から出土したもので、皿部は銅製、把手は鉄製です。 国内では古墳時代以降使用されるようになったと考えらてれますが、平安時代の住居跡から出土した事例は全国的に見ても数が少なく、貴重な事例となっています。