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下境沢遺跡土の黥面付土器(しもさかいいせきしゅつど の げいめんつきどき)

ページID:0029727 更新日:2025年3月5日更新 印刷ページ表示

 

概要

 土偶形容器出土状況  土偶型容器の画像
​   出土状況                  

  • 指定等区分 市指定有形文化財
  • 指定年月日 平成14年7月11日
  • 種別 考古資料
  • 所在地 塩尻市大字宗賀1011番地3(平出博物館)
  • 所有者 塩尻市
  • 時代区分 弥生時代 

弥生時代の骨壺

 本資料は、平成9年(1997)に、下境沢遺跡の土坑底部から横倒しの状態で出土した、弥生時代前期末頃のほぼ完全な形の黥面付土器です。
 黥面とは、「イレズミのある顔面」を指し、弥生時代の再葬墓(遺体を白骨化させた後、その一部を土器に納めて埋葬する墓制)と関わりがある遺物と考えられています。
 本資料は、全国的にみても発見例が少ないほぼ完全な形のものとして、その学術的価値の高さが評価されています。