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青木家には、江戸時代から明治・大正期にわたる古文書10,574点とその中に一括して登録されている書状、書簡類12,330点が所蔵されています。古文書の数は江戸時代のものが約10,000点余り、明治・大正期ものが、約2,000点ほどある。江戸時代のものは、名主をつとめていた金井村関係のものが多いですが、ほかに近村関係のものや、幕府領時代の筑摩・伊那・佐久群の村々にかかわるものもあります。青木家文書は、量的にも群を抜いて多く、関連する地域も広範囲に及び、内容も多岐にわたっており、良質ともに優れ、史料的価値が高いです。