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観音寺は、楊梅山と号する木曾谷にただ一つ残っている真言宗の寺院で、本尊の十一面観世音菩薩像は室町時代の作と伝えられています。 山門は三間一戸の楼門で、屋根は入母屋造・銅板葺です。普請帳から寛政3年(1791)の建築と分かります。楼門は木曾郡下では珍しく、また普請帳などの関係古文書からその建設過程が明らかになる点でも貴重です。 ※三間一戸:正面の間口が三間の門で中央のだけを通路としているもの ※楼門:2階建ての門