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麻衣廼神社本殿(あさぎぬのじんじゃほんでん)

ページID:0029659 更新日:2025年2月25日更新 印刷ページ表示

 

概要

麻衣廼神社本殿外観1
​ 本殿の覆屋(この中に本殿があります)                   

  • 指定等区分 市指定有形文化財
  • 指定年月日 昭和60年3月15日
  • 種別 建造物
  • 所在地 塩尻市大字贄川1425番地
  • 所有者 麻衣廼神社
  • 時代区分 江戸時代

古い意匠技法を残す三間社流造の本殿

  麻衣廼神社は、建御名方命(たてみなかたのみこと)・事代主命(ことしろぬしのかみ)・保食命(うけもちのかみ)の三神を祭神としてまつっています。天慶年間(938~47)の創立で、天正年間(1573~92)に兵火にあい、文禄年間(1592~96)に現在地に再建されたと伝えられています。
 本殿は、拝殿を兼ねた覆屋のなかにあり、三間社流造(さんげんしゃながれづくり)・杮葺(こけらぶき)で全面に漆塗りがほどこされています。棟札から延亭4年(1747)の建築とわかりますが、向拝の虹梁木鼻には室町時代に用いられた動物形式が用いられるなど古い技法が見られます。