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鎮神社本殿(しずめじんじゃほんでん)

ページID:0029658 更新日:2025年2月25日更新 印刷ページ表示

 

概要

鎮神社本殿外観1
 ​本殿の覆屋(この中に本殿があります)                   

  • 指定等区分 市指定有形文化財
  • 指定年月日 昭和60年3月15日
  • 種別 建造物
  • 所在地 塩尻市大字奈良井69番地
  • 所有者 鎮神社
  • 時代区分 江戸時代

近世奈良井村の総鎮守

 鎮神社は旧奈良井村の鎮守です。はじめは中原兼遠(なかはらのかねとお)が鳥居峠に建立しましたが、天正10年(1582)に戦火で焼失し、奈良井義高によって現在地に移されたと伝えられています。
 本殿は、一間社流造(いっけんしゃながれづくり)・柿葺(こけらぶき)で、全体に漆が塗られています。本殿前面の漆塗りの部分には、無数の小さな傷がついています。これは、参拝に訪れた人々の投げ込んだ賽銭が当たってついたものだといわれています。また、棟札によって、本殿は寛文4年(1664)、定勝寺山門(大桑村・国重要文化財)を建築した棟梁田中庄三郎重房によって建築されたことがわかっています。