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無量寺の半鐘(むりょうじのはんしょう)

ページID:0029653 更新日:2025年2月25日更新 印刷ページ表示

 

概要

 無量寺の半鐘の画像                  

  • 指定等区分 市指定有形文化財
  • 指定年月日 昭和49年8月28日
  • 種別 工芸品
  • 所在地 塩尻市大字片丘5926番地
  • 所有者 無量寺
  • 時代区分 江戸時代

第二次大戦中には警鐘の身代わりにもなった釣鐘

 この半鐘は、無量寺の第五世随誉聖順のとき、享保8年(1724)7月1日、自己の所持金と信徒からの浄財とにより、松本の鋳造師浜伊右衛門によって鋳造されています。毎日、朝・昼・夕の三回鳴らされていました。干ばつの年には番水の合図のために鳴らされていました。
 第二次世界大戦中、金物が供出されたとき、この半鐘は警鐘として火の見櫓に吊るされ、以前からの警鐘が身代わりとなって供出されました。終戦後、新しく警鐘が購入され、この半鐘はもとの位置である本堂の縁先に戻されました。