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小野神社の梵鐘(おのじんじゃのぼんしょう)

ページID:0029648 更新日:2025年2月25日更新 印刷ページ表示

 


概要

 小野神社の梵鐘の画像

  • 指定等区分 市指定有形文化財
  • 指定年月日 昭和49年8月28日
  • 種別 工芸品
  • 所在地 塩尻市北小野175-1
  • 所有者 小野神社
  • 時代区分 桃山時代

武田勝頼寄進の梵鐘

 小野神社の梵鐘は永禄7年(1564)に、武田勝頼が寄進したものであることが鐘銘に刻まれています。武田勝頼は戦勝祈願のため、この鐘を鋳造させて小野神社へ寄進したもので、鐘楼をつくりこれに納めています。この梵鐘は江戸時代以前の鐘としては極めてはできばえが優れており、特に竜頭は特殊な形をしています。
 ところが、いつの頃か村人が雨乞いのため、上の山から霧訪山へ引き上げて鐘をうち鳴らし、帰りは山頂から転がし落としたので、鐘の一部は破損し、鐘銘も摩滅してしまい、現在判読できる字数は29文字のみとなっています。