ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 文化財情報 > 小野神社の鐸鉾(おのじんじゃのさなぎぼこ)

本文

小野神社の鐸鉾(おのじんじゃのさなぎぼこ)

ページID:0029644 更新日:2025年1月31日更新 印刷ページ表示

 

概要

 小野神社の鐸鉾の画像

  • 指定等区分 市指定有形文化財
  • 指定年月日 昭和49年8月28日
  • 種別 工芸品
  • 所在地 塩尻市北小野175番地1
  • 所有者 小野神社

小野神社に伝わる謎の多い祭器

 小野神社の鐸鉾(さなぎぼこ)は、1本の鉾に12個の鉄鐸(てったく:鉄製の大きな鈴)を結び、さらに多数の麻幣(あさぬさ)を結び付けたものです。この麻幣は、7年ごとに行われる御柱祭にひとかけずつ結ぶ習わしが現在も行われています。
 12個の鉄鐸はいずれも鍛鉄の粗造鉄板を巻き、大小さまざまで、厚さ・径・舌等もみな違っています。
 これがどのように使われたかは不明ですが、麻幣が多数取り付けられており、しかもその古いものはぼろぼろに崩れるほどになっているところから、おそらく古くから一定の祭儀に用いられたことが推定されます。