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真正寺は元亀2年(1571)、高野山より憲秀法印を招き中興開山とした真言宗の寺で、本像はその本尊です。像高69.8cm、桧材寄木造り、全身漆箔(しっぱく)、玉眼入りの坐像です。 昭和46年(1971)、奈良で解体修理をした際、頭部内側右頬部に「南無大日 南無阿弥陀仏」、左頬の部分に「正安3年(1301)10月日」云々の文字が発見されたことから、鎌倉末期の製作とみられます。