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木造、入母屋造二階建、瓦葺。南北に張り出す平屋部分も入母屋造として、東面に玄関を構え、正面は対称性の高い風格ある外観を呈しています。建築面積は264平方メートル。
昭和21年秋、地元青年団や婦人会を中心に公民館設置の強い要望により建設事業が決定しました。建築作業は、区民による弁当持参での懸命な労働奉仕と職人衆の献身的な努力により、着工からわずか3カ月余りの昭和22年5月14日の落成しました。
建築に使用された木材は、樹齢数百年の鎮守 大宮八幡宮の大木をはじめ、区有地の大木があてられました。
もくぞうに木造二階建ての建物で、現存する公民館としては県内最古と言われています。