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荻上家住宅(おぎうえけじゅうたく)

ページID:0029601 更新日:2025年4月24日更新 印刷ページ表示

 

概要

 荻上家住宅外観                  

  • 指定等区分 国登録有形文化財
  • 指定年月日 平成23年1月26日
  • 種別 建造物
  • 所在地 塩尻市大字宗賀字平出714番地
  • 所有者 個人
  • 時代区分 江戸時代末期

石灰で財を成した本棟造の民家

 荻上家住宅は、塩尻市のほぼ中央にある近世の幕府領・松本藩預領であった平出村にあります。中山道より東に2町ほど離れた平出村の東端に位置し、屋号を「中屋」といい近世前期にこの地に移り住んだと伝えられています。近世前期より始まった石灰を掘り出し焼いた「石灰焼き」により財を成し、現当主より5代前の長右ヱ門により現存する本棟造の現家屋が幕末に建てられました。木造一部二階建、切妻造、妻入、鉄板葺、桁行13.65m、梁間14.1mで、ほぼ正方形をしており、この地域特有の本棟造の民家建築となっています。