ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 文化財情報 > 小林家住宅(こばやしけじゅうたく)

本文

小林家住宅(こばやしけじゅうたく)

ページID:0029600 更新日:2025年2月12日更新 印刷ページ表示

 

概要

小林家住宅正面の画像 小林家住宅横下からの画像
​外観(正面)                外観(横から)

  • 指定等区分 国登録有形文化財
  • 指定年月日 平成23年1月26日
  • 種別 建造物
  • 所在地 塩尻市大字宗賀字本山4917番地
  • 所有者 個人
  • 時代区分 明治時代前期

本山宿ではめずらしい二重出梁(だしばり)を持つ大型旅籠

 小林家住宅は、中山道本山宿に所在します。本山宿は中山道六十九次の江戸から数えて三十二番目の宿場町であり、式台を備えた出梁造の町家が連坦する町並みが残っています。国登録有形文化財である秋山家住宅、田中家住宅、小林家住宅は、3棟が連続して並んでいます。
 小林家は屋号を「川口屋」といい、代々旅籠を営んできました。屋敷構えは、中山道に面した主屋及び車庫、その背後の離れと土蔵から成ります。主屋は明治2年(1869)の大火直後の再建と伝えられています。規模は桁行(けたゆき)12.1m、梁間(はりま)9.9m、一部二階建、切妻造、平入、鉄板葺で木曽地域でも珍しい二重出梁造の町家です。