ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 文化財情報 > 田中家住宅(たなかけじゅうたく)

本文

田中家住宅(たなかけじゅうたく)

ページID:0029599 更新日:2025年4月24日更新 印刷ページ表示

 

概要

田中家住宅外観 
​ 外観(正面)  

  • 指定等区分 国登録有形文化財
  • 指定年月日 平成23年1月26日
  • 種別 建造物
  • 所在地 塩尻市大字宗賀字本山4916番地1
  • 所有者 個人
  • 時代区分 明治時代前期

端正で華やかな大型旅籠

 本山宿は中山道六十九次の江戸から数えて三十二番目の宿場町であり、式台を備えた出梁造の町家が連坦する町並みが残っています。国登録有形文化財である秋山家住宅、田中家住宅、小林家住宅の3棟が連続して並ぶなど、当時の面影を残しています。
 その中の一つ田中家住宅は、桁行(けたゆき)12m、梁間(はりま)12mの平入町屋で切妻造鉄板葺とし、棟に越屋根を付けています。また出梁造(だしばりづくり)として、二階全面に千本格子を通し、両端に袖卯建(そでうだつ)を設け、一階には式台を構えており軸部は弁柄塗で華やかな旅籠の面影を今に伝えています。