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木曽塗の製作用具及び製品(きそぬりのせいさくようぐおよびせいひん))

ページID:0029577 更新日:2025年4月24日更新 印刷ページ表示

 

概要

 木曽塗の制作用具及び製品の画像 木曽塗の制作用具及び製品の画像 
                   

  • 指定等区分 国指定重要有形民俗文化財
  • 指定年月日 平成3年4月19日
  • 種別 工芸品
  • 所在地 塩尻市大字木曽平沢2324番地150(木曽漆器館)
  • 所有者 塩尻市
  • 時代区分 江戸時代~昭和初期

実際に使用された木曽漆器の道具と製品が今に伝わる

 楢川地区は、夏は涼しく冬は厳しく寒いという独特な気候で、漆を塗る作業環境に大変適しています。また自然豊かな大森林は良材を育み、江戸時代から木工品や漆器の産地として発展してきました。特に漆工町の木曽平沢地区では旧中山道沿いに多くの漆器関係の店舗が軒を連ね、裏側に建っている土蔵(塗蔵)では、漆器製作や製品の保管が行われています。
 指定されている文化財は、漆器製作の材料関係用具・木地関係用具・塗関係用具・加飾関係用具とそれらを用いて作られた製品です。さらに販売用具や職員生活用具、信仰儀礼用具なども含め、計3,729点にのぼり、漆器の製作工程やこれらに関わった人々の生活をうかがい知ることができます。これらは木曽漆器館に所蔵・展示されています。