本文
平出遺跡では、昭和25・26年(1950・1951)に当時の宗賀村が主体となった総合学術調査が実施され、縄文時代中期17、縄文時代後期1、古墳時代から平安時代49の住居跡と掘立柱建物跡3が発見され、これらの遺構に伴い縄文土器・土師器・須恵器・灰釉陶器、石器、鉄器などが大量に出土したことから、昭和27年(1952)に国史跡に指定されました。
その後、史跡整備等に伴う発掘調査が行われ、これまでに縄文時代中期116・後期2、古墳時代81、平安時代51、古代時期不明33の住居跡や古墳から平安時代の掘立柱建物跡7など、290もの遺構が発見されています。