ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 商工観光部 > 商工課 > 中心市街地活性化の取り組み

本文

中心市街地活性化の取り組み

ページID:0050810 更新日:2025年6月27日更新 印刷ページ表示

 本市では、都市計画マスタープランや立地適正化計画、市街地総合再生基本計画に基づき、中心市街地(※)への都市機能や居住の集約・誘導(コンパクト化)を進め、持続可能なまちづくりを目指しています。

 しかしながら、中心市街地の現状は、車社会の進展による居住・消費の郊外化や、人口減少と高齢化の進行に伴い、多くの地方都市で中心市街地の空洞化が深刻化しています。
 本市の中心市街地においても、空き家・空き店舗の増加、建物の老朽化、市民の愛着や帰属意識の低下などにより、街の個性や魅力の維持することが課題となっています。
 このような背景から、本市では近年のまちづくりの動向を踏まえつつ、住民や事業者等の多様な主体との連携や、公共施設などの既存ストックを有効活用し、中心市街地の活性化に取り組んでいます。
 なお、こうしたまちづくりの取り組みは、都市再生推進法人である「(株)しおじり街元気カンパニー<外部リンク>」と連携して進めております。

※中心市街地とは、商店街などの商業機能に加え、居住機能や公共機能などの様々な都市機能が集積し、その都市を特徴づける「まちの顔」ともいえる地域です。

中心市街地の位置

本市の中心市街地は、国道19号線、国道153号線及びJR中央東線に囲まれたエリア(約110ha)としています。
また、「塩尻駅」「市役所」「大門商店街」の3つの拠点を含む約36haを、重点的にまちづくりに取り組むエリアとしています。

中心市街地

赤色破線:中心市街地(約110ha)
黄色着色:重点的にまちづくりに取り組むエリア(約36ha)=市街地総合再生基本計画区域

取組状況

令和7年度

大門まちづくり共創会議

 令和6年度のまちづくり勉強会のアンケート結果から、大門地区にはすでに「街で何かをやりたい」という想いを持つプレイヤーがいることを確認できましたが、プレイヤー同士がつながる場がないため、活動(アクション)が起こりにくい状況となっています。
 このような背景を踏まえ、中心市街地のプレイヤーが集い、互いにつながり合い、多様な主体がそれぞれ「やりたいこと」「できること」を実現する場として、「大門まちづくり共創会議」を開催しています。
 これまでに住民、商店、事業者、先生など各回30名程度が参加されています。新規参加者を募集しておりますので、奮ってご参加ください。

主催:(株)しおじり街元気カンパニー 協力:塩尻市

アドバイザー:公益社団法人 全国市街地再開発協会
        まちづくり支援担当部長 高野浩二さん

これまでの開催:第1回(4月21日)、第2回(5月28日)、第3回(8月予定)

共創会議写真
写真:大門まちづくり共創会議の様子

えんぱーくピクニック(ウォーカブル社会実験)

 近年、多くの都市で街路空間を車中心から「人中心」の空間へと再構築し、沿道と路上を一体的に使って、人々が集い憩い多様な活動を繰り広げられる場へとしていく取組が進められています。
 本市の中心市街地においても、「居心地が良く歩きたくなる(ウォーカブルな)まちなか」の実現に向けて、まちなかの新たな憩いや賑わいが生まれる空間づくりを目指し、道路を歩行者天国とする社会実験「えんぱーくピクニック」を開催しています。

参考:国土交通省ウォーカブルポータルサイト<外部リンク>

主催:塩尻市、(株)しおじり街元気カンパニー

検証内容:道路交通への影響、周辺住民・店舗の反応(合意形成)、エリアマネジメント活動の場としての機能など

これまでの開催:第1回(5月18日)

社会実験写真
写真:えんぱーくピクニックの様子

令和6年度(まちづくり勉強会を開催)

 近年注目されている、地域が主体となって連携・協働してまちづくりを進める「エリアマネジメント」<外部リンク>の先進事例や、今後のまちづくりに必要な視点について学びました。(延べ約130人が参加)

主催:(株)しおじり街元気カンパニー 協力:塩尻市

講師:公益社団法人 全国市街地再開発協会
    まちづくり支援担当部長 高野浩二さん 

勉強会テーマ

  • 第1回『地域が主体となるまちづくりの重要性』
  • 第2回『地域ブランディングによるまちづくり』
  • 第3回『リノベーションによるまちづくり』

勉強会写真
写真:まちづくり勉強会の様子

令和5年度(中心市街地活性化プロジェクトチームを組成)

 中心市街地の活性化に向けた意見交換・議論を行うため、塩尻商工会議所、株式会社しおじり街元気カンパニー(都市再生推進法人)の産業支援機関に加え、大門商店街を拠点に事業を営み、今後20年・30年後の次代を担う若手事業者7名をチームメンバーとした「中心市街地活性化プロジェクト庁外チーム」を組成しました。
 庁外チーム会議は、令和5年度に6回を開催し、中心市街地の”弱み””強み”の整理、10年後の目指す姿、目指す姿の実現に向けたテーマ・ミッションの設定、ミッション・ビジョンの実現に向けた5つの柱の設定を行いました。

令和4年度以前

 中心市街地活性化基本計画などに基づき、都市基盤の整備、市街地再開発事業による施設整備などに取り組んできました。

活動支援・補助金

 空き店舗の活用や街の賑わい創出を図る自主的なイベントなどの取り組みに関する支援・補助金があります。

関連計画

中心市街地の沿革

中心市街地の沿革
年代 主な出来事
明治35年 塩尻駅開業
昭和57年 塩尻駅が現在の位置へ移転
昭和59年 大門原土地区画整理事業 完了
昭和61年 塩尻大門商店街コミュニティ・マート構想 策定(大門商店街振興組合)
平成4年 大門七区土地区画整理事業 完了
平成5年 ウイングロード オープン(大門一番町市街地再開発事業 完了)
平成11年 塩尻市中心市街地活性化基本計画 策定(情報プラザ建設、保健福祉センター建設、地域振興バス運行開始など)
平成16年 中心市街地活性化の玉手箱~協働のまちづくりを目指して~ 策定(中心市街地の活性化のワーキンググループ)
平成17年 塩尻市大門地区市街地総合再生計画 策定(重点的にまちづくりに取り組むエリアを設定)
平成20年 塩尻市中心市街地活性化基本計画 策定(観光センター建設、塩尻駅前広場改修、グレイスフル塩尻建設など)
平成22年

ウイングロード リニューアルオープン
塩尻市市民交流センター オープン(大門中央通り市街地再開発事業 完了)

平成23年 まちづくり会社「(株)しおじり街元気カンパニー」設立
平成30年 シビック・イノベーション拠点「スナバ」オープン
令和5年 地域DXセンター「core塩尻」オープン
令和6年 (株)しおじり街元気カンパニーを都市再生推進法人に指定