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サントリーグループとペットボトルの「ボトルtoボトル」水平リサイクルに関する協定を締結しました
【協定締結式の様子】
左から
サントリーホールディングス株式会社 サステナビリティ経営推進本部 部長 橋本 智裕 様、塩尻市長
ペットボトルの「ボトルtoボトル」水平リサイクルに関する協定
本市とサントリーグループ(サントリー食品インターナショナル株式会社・サントリーホールディングス株式会社)は、市が収集した使用済みペットボトルを、繰り返し再び飲料用ペットボトルにリサイクルする「ボトルtoボトル」水平リサイクルに関する協定を、令和6年11月18日(月曜日)に締結し、令和7年度から事業を開始することになりました。
これまでも市が収集した使用済みペットボトルは、繊維など様々な製品にリサイクルされていました。しかし、市で再生先の製品を指定できず、焼却されてしまう用途にリサイクルされるなど、リサイクルの輪が数回で途切れてしまうこともありました。
令和7年度からは、本協定に基づき、繰り返し何度もリサイクル可能な「ボトルtoボトル」水平リサイクルを指定することで、市民の皆様が資源物として排出したペットボトルの全量が、「サントリーの飲料用ペットボトル」としてリサイクルされ、再び市民の皆様へと還っていく、リサイクルの輪が出来上がります。
本協定の意義
- ペットボトルの再生先が明確に「見える化」されることによる、リサイクル意識の一層の向上
- 行政・事業者・地域、市民の皆様が一体となった脱炭素社会の実現と循環型社会の形成推進
- 「ボトル to ボトル」水平リサイクルは資源を繰り返し利用でき 、 新たに石油由来原料からペットボトルを作るのに比べ CO ₂ を約 60 %削減可能
※使用済みペットボトルからプリフォーム製造までの工程において、新たに化石由来原料を使用する場合との比較
- 塩尻市の目指す目標への貢献
塩尻市ゼロカーボンシティ宣言、第六次塩尻市総合計画、第三次塩尻市環境基本計画
市民の皆様へのお願い
- 水平リサイクルのための適切な分別をお願いいたします。
今までと出し方に変更はありませんが、ごみとして出したペットボトルが再び家庭にペットボトルとして戻ってこられるように、ラベルやキャップ等の適切な分別をしてください。
- 市のごみ収集への排出をお願いいたします。
ペットボトルを市収集に出せば、得られた売却金を、各地区へ還元するようになります。