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動物の愛護と正しい飼い方・しつけ方

ページID:0003073 更新日:2021年6月28日更新 印刷ページ表示

動物の愛護と、正しい飼い方、しつけ方について記載しています。

動物の愛護と正しい飼い方について

近年、犬などのペットは、人間と暮らす家族、伴侶として捉えられ、人間社会での重要度が高まっていますが、その反面、鳴き声やフンに関する多くの苦情が寄せられているのも事実です。
マナーを守ること、最低限のしつけをすることは飼主の責任です。犬と飼い主両方が地域の住人から好かれるように努めましょう。
また、「動物の愛護及び管理に関する法律」が平成12年12月に施行されました。この法律は、動物の虐待防止やその他動物の愛護と管理について定めています。
みだりに愛護動物を殺傷、虐待した人は、2年以下の懲役または200万円以下の罰金、また愛護動物を遺棄した人は100万円以下の罰金など罰則が強化されました。

  • 首輪には、狂犬病予防注射済票と名札等を付けましょう
  • 犬はつないで飼いましょう
  • トイレのしつけとフンの処理をしましょう
  • 無駄吠えをなくしましょう
  • 野良犬、野良猫を増やさないようにしましょう
  • 最後まで愛情と責任を持って飼いましょう

首輪には、狂犬病予防注射済票と名札等を付けましょう

首輪には、狂犬病予防注射済票と、飼主の連絡先等を記入した名札を、落下しないようしっかりと付けましょう。首輪に直接書き込むのも良い方法です。
何がきっかけで逃げてしまうかわかりません。常に犬の身元が分かるようにしておきましょう。
※行方不明になった犬は保護されている場合があります。所有者が判明しない場合は処分されてしまうことがありますので、行方不明になったらすぐに次の関係機関へ連絡ください。

  • 市役所生活環境課(電話:0263-52-0280(代表)(内線:1113))
  • 県松本保健福祉事務所(電話:0263-40-1943(直通))
  • 最寄りの警察署(塩尻警察署 電話:0263-54-0110) ※遺失物としての届出をしましょう。

犬はつないで飼いましょう

犬の放し飼いは禁止されています。他の動物との接触により病原体に感染してしまうことも考えられますが、何より人や物に危害、損害を与えてしまった場合大きな問題になってしまいます。
鎖(伸縮性のないもの)でつなぐか、檻に入れて敷地外には絶対に出られないようにしましょう。
また、散歩は必ず引き綱につないで行いましょう。

トイレのしつけとフンの処理をしましょう

トイレの場所は自分の敷地内で決め、そこできちんと排便をしたらほめてあげましょう。また、散歩の前にトイレに行く習慣をつけることも大切です。
道や畑は犬のトイレではありません。屋外を散歩中にフン・尿をしてしまうと、他人の私有地や公共の場所を汚すことにつながります。やむをえず散歩中にフンをしてしまったら、必ず自宅に持ち帰って捨てましょう。尿をした時はペットシーツで吸い取り水で流すなど環境の保全に努めてください。フンの放置は「ポイ捨て禁止等によるきれいなまちづくり市民条例」(平成16年4月1日施行)で禁止されています。
また、フンの中には寄生虫や病原体が含まれていることがあり、放置することは非常に不衛生です。

フンの正しい処理方法は次の3つです。マナーを守り、私たちのまちをきれいにしましょう。

処理方法 具体的な注意事項
土に埋める
  • フンを埋めて処理する場合は、自己所有の土地に埋めることとし公共の土地(公園など)や他人の土地(あぜ道など)には絶対に埋めないでください。
  • 臭気が周りの迷惑にならないようにしてください
トイレに流す
  • トイレに流す場合は、フンのみを流すようにしてください。
  • ティッシュペーパーや新聞紙など水に溶けにくい紙や砂のついたフンなどは、ご自宅の下水道管を詰まらせたり、施設の故障の原因となりますので、もえるごみで処理してください。
もえるごみに出す
  • 臭気が漏れないようにビニール袋に入れ、家庭のもえるごみと一緒に出してください。
  • 多量のフンを、まとめて出してあるものは収集できません。

無駄吠えを無くしましょう

犬が吠えるのには必ず理由がありますが、その理由は様々です。ただ「うるさい」と叱るのではなく、なぜ吠えるのかを理解し、その犬にあった適切な方法で、小さい頃からしつけを行うことが大切です。
また、定期的に散歩を行い、外の環境(人、犬、車)に慣れさせれば、情緒の安定した犬になります。

通行人・来訪者に吠える

犬は警戒本能により緊張しています。

対策
落ち着ける場所(家の近くなど)に安心できる犬小屋等を作ってあげましょう。
また、玄関等家の中に入れるのも効果があります。

吠えることはいけないことだとお教えましょう。

対策
来訪者に吠えるたびに「まて」等で制止をさせ、「ダメ」、「いけない」などと注意し、吠えるのはいけないことだと言い聞かせます。吠えるのを止めたらごほうびを与えるなどしてよくほめましょう。これを繰り返すことにより学習し、吠えにくくなります。

吠えると悪いことが起きると思わせましょう。

対策
飼い主が行っていると悟られないように、吠えるたびに犬に刺激を与えます。

  • 水鉄砲などで水または薄めた酢水をふきかける。
  • 犬の近くで缶などを鳴らし、刺激を与える。

※警戒心の強い犬には逆効果になることがあります。

雷や花火等の大きな音に怯えて吠える

犬には何の音なのか分かりません。

対策
家の中で人のそばに置いてあげると落ち着くでしょう。
また、目線を犬と同じ高さに置き、なだめてあげると良いでしょう。
※驚いて暴れた拍子に首輪が外れ、逃げてしまうことがあります。首輪や鎖の点検は定期的に行いましょう。

外的ストレスがないのに吠える場合

運動不足でストレスがたまっているのでは?

対策
室内犬などで比較的自由に運動をさせている場合でも、1日に1回は引き運動を行うようにしましょう。

さみしくて泣いているのでは?

対策
犬はもともと集団で行動する動物です。仲間と認識している飼い主がそばにいないと不安になります。飼い主の姿や声が確認できる場所に犬小屋を置くと良いでしょう。犬小屋の近くにラジオ(人の声が出るもの)を置くのも有効です。
また、日常的にスキンシップを持つことも大切です。

野良犬・野良猫を増やさないようにしましょう

犬や猫を捨てることは動物の遺棄(犯罪)になり、野良犬、野良猫を増やすことにもなります。終生、愛情と責任を持って飼いましょう。
繁殖を望まないのであれば、不妊・去勢手術を考えてはどうでしょうか。不妊・去勢手術には次のようなメリットがあります。

  • 繁殖が抑えられます。
  • 比較的おとなしくなり、けんか等攻撃性が軽減されます。
  • マーキングなどで部屋を汚すことが少なくなります。(特にオスに有効)
  • ホルモンに関わる病気になりにくくなります。

最後まで愛情と責任を持って飼いましょう

  • どうしても飼えなくなってしまったら、責任を持ち、かわいがってくれる別の飼い主を、自分で探しましょう。
  • どんな理由があっても、絶対に捨てないでください。
  • どうしても新しい飼い主が見つからない場合は、県松本保健福祉事務所(電話0263-40-1943)に相談してください。

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