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塩尻市DX戦略
本市では、令和3年度に「塩尻市デジタル・トランスフォーメーション戦略」を策定し、DXの取り組みを推進してきました。
この計画期間にも社会状況はさまざまに変化しております。スマートフォンの保有率が9割を超え、災害時の情報収集手段について東日本大震災当時と比較してSNSの割合が約10倍に増加しているなど、生活の様々な場面でネットワークに接続し、日常的にデジタル機器を使用している現代にあっては、提供されるサービスもデジタル技術を前提とした仕組みに変化しています。
さらに、市民サービスの担い手である地方自治体においては、人口減少・高齢化という社会構造の急激な変化の中で、複雑化する地域課題を解決するため、限られた経営資源の最適活用が求められています。
これらの変化に対応し、さらなるDXの取り組みを推進するため、「第2期塩尻市DX戦略」を策定しました。
戦略の基本理念
「誰からも喜ばれるスマート田園都市 しおじり」
新たな技術などにチャレンジするまちとして、様々な情報化施策を行ってきたことを踏まえ、本戦略においては、市や市民が直面する課題に対応するために、新しい技術を積極的に活用し、市民に求められる暮らしやすい自治体の実現に向けて、上記のとおり基本理念を定めます。
これを基本理念として、「行政DX」と「地域DX」の両軸により「自治体DX」を推進し、デジタル技術による生活の質の向上を目指します。
また、両DXをさを支える屋台骨として人材戦略を置き、デジタル人材の育成を目指します。
戦略の位置づけ・期間
本戦略は、第六次塩尻市総合計画にうたわれている「デジタルを活用した確かな行政運営」、「core塩尻を拠点とした地域DXの推進」を実現するための具体的な目標を明示し、関連する各方針や国等の計画と整合を図りながら、第1期塩尻市DX戦略の成果と課題を踏まえ、その方向性を明確にするものです。
計画期間は、令和8年度までとします。
塩尻市DX推進体制
【参考】塩尻市自営型テレワーク推進事業(KADO)について(内部リンク)