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塩尻市の概要

ページID:0002358 更新日:2021年6月28日更新 印刷ページ表示

塩尻市の概要について記載しています。

市章の画像
塩尻市の市章

沿革

本市は、昭和34年に塩尻町、片丘村、広丘村、宗賀村及び筑摩地村の1町4村の合併により市制を施行し、続いて昭和36年に洗馬村が、平成17年に楢川村が編入合併となり、今日に至っています。

地勢

本市は、松本盆地の南端、長野県のほぼ中央に位置し、市内には信濃川水系の奈良井川と田川、天竜川水系の小野川が流下し、塩尻峠と善知鳥峠、鳥居峠は、太平洋と日本海への分水嶺となっています。
地形は扇状地形で、東西17.7キロメートル・南北37.8キロメートル、面積は約290.18平方キロメートルを有しています。
隣接市町村は、東は岡谷市、西は朝日村、南は辰野町、北は松本市で、木曽方面は木祖村となっています。
本市は、北アルプス、鉢盛連峰、東山・高ボッチ山、さらには中央アルプスの山並みを背景に田園風景が広がる、清浄な水と緑に囲まれた歴史あるふるさとです。

社会・経済

本市は太平洋側と日本海側の交通が交差する交通の要衝で、鉄道はJR中央東線・西線及び篠ノ井線が通過するとともに、主要幹線道路は、長野自動車道のほか、一般国道19号、20号及び153号が通過し、分岐点にもなっています。昭和40年には松本空港が開港し、国際化に向けた塩尻市の要件が整いつつあります。
産業面を見ると、農業は、都市近郊型の利を生かして、野菜と果樹の生産団地が形成され、レタスを中心に豊富な種類の野菜が栽培されています。また、果樹は、ブドウ、リンゴ、なし等が栽培され、特に、ブドウを原料とするワインの醸造は、地場産業として脚光を浴びています。
林業は、古くから盛んだった木材等の生産機能が、近年は低調傾向にありますが、自然豊かな緑を創り出す森林は、木材生産機能とともに、市土保全、水源かん養、保健休養、生活環境維持等の面が重視されてきていることから、森林の持つ公益的・多面的機能を発揮するための整備を進めています。
また、木曽五木をはじめとする豊かな森林資源に恵まれ発展してきた木曽漆器産業は、400年以上の伝統を誇り、今なお、その伝統技術を継承し、地場産業とし栄えています。
工業は、昭和39年、松本・諏訪地区新産業都市の指定を契機に、長野県内陸部特有の精密機械、電気機械、一般機械製造の各種工場が立地し、交通の利便性等の地理的優位性を背景に進展しており、本市は農業中心都市から工業都市へと変ぼうしつつあります。
商業は、商店街活性化事業として再開発ビルの建設等、消費者ニーズにあった核店舗の建設を進めてきた大門商店街と電線類の地中化に合わせ、短歌の里にふさわしい街並みに変わりつつある広丘商店街、それらの商店街を結ぶ幹線道路に面したロードサービス等が市街地のにぎわいを醸し出していますが、近年の車社会における、人・物の広範囲な移動により、商店街も移動しつつある現状です。
観光面では、八ヶ岳中信高原国定公園等の、観光資源にも恵まれ、登山、ハイキング、リゾート等の観光客も年々増加しています。
木曽路の入り口に位置する楢川地区には、中山道の贄川宿と関所、奈良井宿、木曽漆器の町木曽平沢があり、多く皆さんがの観光に訪れています。
こうした社会・経済を背景に、自然と都市が調和した、都市(まち)として発展が期待されています。

歴史・文化

本市は、史跡をはじめ、有形・無形文化財など貴重な遺産が数多く存在しており、国指定の重要文化財等が18件、県指定11件、市指定60件があります。なかでも、国史跡平出遺跡からは、縄文中期から平安時代までの竪穴式住居、配石、倉庫の柱穴など290ヵ所余に及ぶ大集落跡が発見され、出土品は隣接する平出博物館に収蔵されています。
県宝にも指定されている「緑釉水瓶」「柴宮銅鐸」は、ほとんど原型のまま発見され、学術的に貴重な資料とされています。
また、市内片丘の菖蒲沢遺跡から発掘された日本最大級を誇る奈良時代の「菖蒲沢瓦塔」(県宝)も収蔵されています。
近世の中山道、三州街道、北国西街道沿いに栄えた「奈良井宿」、「贄川宿」、「本山宿」、「洗馬宿」、「塩尻宿」、「郷原宿」は、今もその面影が残り、往時のにぎやかさがしのばれます。特に中山道11宿の中で最も賑わいをみせた奈良井宿は、往時の景色をよく残していることから、漆工の町「木曾平沢」とともに国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されています。
また、国指定重要文化財に指定されている「堀内家」、「小野家」、「小松家」、「島崎家」、「深澤家」、「手塚家」、「旧中村家」は、雄大な本棟造りや街道沿いの町家造りなど当時の姿を今に伝えています。
近代歌人たちが集まった広丘原新田には、本棟作りの旧家を移築した短歌館や歌碑公園があります。歌碑公園には、近代短歌の潮流といわれる「太田水穂」、「島木赤彦」、「若山牧水」をはじめ、女流三歌人の「若山喜志子」、「四賀光子」、「潮みどり」の数々の優れた歌の歌碑が建立され、短歌館には、それらの歌人たちの遺品が展示してあります。
また、毎年開催される「全国短歌フォーラム」は、全国から数多くの短歌が寄せられ、全国の歌人の心をときめかせています。
このように、様々な形で本市の歴史・文化が継承されており、今後は、歴史文化の伝承の一方で、それらを活用したまちづくりが期待されています。

市花・市木

キキョウの花の写真
​(市の花 キキョウ)

市花キキョウ秋の七草の一つとして親しまれているキキョウが,塩尻市の市花です。夏の高原に青紫色の清楚な花を付ける姿は,古くから歌人に愛されてきました。万葉集の”アサガオ”はこのキキョウのことだといわれています。

イチイの写真
​(市の木 イチイ)

市木イチイ本州の亜高山帯に自生しているイチイが,塩尻市の市木です。姿が上品で親しみやすいため,庭木の垣根として植えられ,美しいふるさとの環境づくりに一役買っています。(信州では「ミネゾ」「トガ」とも呼ばれます)

関連情報

塩尻市へのアクセス

市民憲章

都市宣言

塩尻市内案内図