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令和5年度博物館事業報告
自然観察会
塩嶺小鳥の森探鳥会(令和5年4月29日)
日本野鳥の会の林正敏氏のご案内で塩嶺小鳥の森探鳥会に行ってきました。イヤホンガイドを使用し林さんの説明を聞きながら、キビタキ、オオルリ、サンショウクイ、ウグイスなど約15種の野鳥を観察しました。
塩嶺に生息する野鳥の紹介
上高地自然観察会(令和5年6月10日)
自然観察指導員の野溝美憲氏に解説して頂きながら、河童橋から明神池までを探索しました。春の上高地の動植物を観察しながら、自然環境を守ることの大切さを学びました。
霧ヶ峰高原自然観察会(令和5年7月15日)
あいにくの荒天ではありましたが、八島湿原では、キンバイソウやオオカサモチ、アカバナシモツケなど様々な高山植物を観察することができました。
自然写真家の青木由親氏に解説して頂く
自然科学講座
第50回記念自然科学講座 (令和5年7月1日)
自然科学講座第50回目を記念して、信州大学副学長の東城幸治氏を講師としてお招きし、「信州の生物多様性と水環境」をテーマにした講座をえんぱーくにて開催しました。
東城幸治教授(信州大学副学長)
第51回自然科学講座(令和5年12月2日)
信州大学農学部教授の大窪久美子氏を講師としてお招きし、身近な外来植物について学び、それらのたくましい生存戦略についての理解を深め、生物の多様性や生態系の保全について考えました。
大窪久美子教授(信州大学)
特別企画展
信州野鳥展(令和5年5月13日から6月11日)
信州野鳥の会の皆さんによる作品展を開催しました。「信州に飛来する野鳥」をテーマに、写真・ストーンアート・骨格標本など様々なジャンルの作品が並びました。
夏休み昆虫展・ウッドバーニング展(令和5年7月22日から8月27日)
カブトムシやクワガタムシ、水生昆虫など約30種の身近な昆虫を多数展示しました。また同時に浜田宗治氏によるウッドバーニング展も開催しました。
昆虫切手展・蝶のブローチ展(令和5年11月11日から12月17日)
日本郵趣協会昆虫切手研究会による「昆虫切手展」と北原積氏による「蝶のブローチ展」を同時開催しました。
昆虫切手展では、世界各地で発行された昆虫を図案にした貴重な切手約500枚を展示しました。蝶のブローチは、一つの木材から彫り出す一木造りで制作した木彫りの蝶のブローチと模型作品約100点を展示しました。
自然の写真展(令和6年2月17日から3月24日)
塩尻写友会の皆さんの作品23点を展示しました。樹木野草などの豊かな自然風景やそこに生きる動植物など、美しい景色を写し取った作品が並びました。
ワークショップ
おもちゃ工房のおもしろ科学実験(令和5年10月21日・28日、11月3日)
ワークショップとして、おもちゃ作家の矢野憲司氏を講師に「手作りおもちゃを使った参加型の科学実験」を10月21日・28日、11月3日の計3回開催しました。空気砲や半楕円型の木製ラトルバックなど様々な科学実験用おもちゃが紹介されました。