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公共施設の『いま』と『これから』~公共施設等総合管理計画について~

ページID:0059059 更新日:2022年6月22日更新 印刷ページ表示
塩尻市には、学校、公民館、体育館など、多くの公共施設があります。これらは長い間、市民生活を支えてきました。しかし今、施設の老朽化と人口減少という大きな波が押し寄せています。 次世代に負担を残さず、持続可能なまちをつくるために策定した「塩尻市公共施設等総合管理計画」についてご説明します。

知っていますか?塩尻市の公共施設の「いま」

東京ドーム約6個分の広大な施設

塩尻市が保有する建物の総延床面積は、令和2年度末時点で約291,780平方メートルにのぼります 。 数字だけでは想像しにくいかもしれませんが、これは「東京ドーム約6.2個分」に相当する広さです。

延床面積

塩尻市公共施設等総合管理計画 P6より

迫りくる「老朽化」の波

多くの施設は1970年代〜1990年代に建設されました。それらの施設が一斉に大規模改修や更新の時期を迎えています。

築年数別延床面積

塩尻市公共施設等総合管理計画 P12より

正直にお伝えしたい「お金」の話

すべての施設を維持するのは困難です

これまでと同じように、古くなった施設をすべて建て替え(単純更新)たり、今まで通り維持しようとすると、莫大な費用がかかります。

【衝撃の試算】30年間(令和4年度~令和33年度)にかかる費用と不足額

  • 必要な費用: 公共施設の整備にかかる費用は、令和4年度から令和33年度までの間、年平均約20.7億円が必要と予測されています。​
  • 不足する金額: 実際に公共施設の整備に利用できる予算は年平均約16億円であり、年平均約3.9億円もの資金不足が見込まれています。

コスト

塩尻市公共施設等総合管理計画 P29より

人口減少で財政はさらに厳しく

長期的にみても、塩尻市においても人口減少や高齢化は避けられない状況です。人口が減れば税収も減り、一方で高齢化により社会保障費などは増えていきます。そんな中でも、ただ「お金がないから」と放置すれば、施設が使えなくなるだけでなく、事故などの危険も生じます。

人口

塩尻市公共施設等総合管理計画 P22より

「これから」の塩尻市の方針

(1)施設の「総量」を減らします(総量コントロール)

すべての施設を維持することは物理的・財政的に困難です。 令和4年度から令和13年度の10年間で、建築物の延床面積を以下の目標で縮減します。

  • 2%を縮減(解体・売却など)
  • 3%を用途廃止

(2)「長寿命化」で施設を大切に使います

「壊れてから直す(事後保全)」から、「悪くなる前に直す(予防保全)」へ切り替えます 。 適切な時期に点検・補修を行うことで、建物の寿命を延ばし、トータルのコストを抑えます。

(3)施設の「質」を高めます

単に減らすだけではありません。他の施設との複合化や民間活力の導入などでサービスの質を維持・向上させます。また、ユニバーサルデザインなどへの対応を進め、誰もが使いやすい公共施設を整備します。