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「消防団の力向上モデル事業」に伴う   幹部訓練を実施しました

ページID:0035687 更新日:2023年10月17日更新 印刷ページ表示
火災想定訓練
 総務省消防庁では「時代に即した新たな消防団づくり」を推進するため、消防団の力向上モデル事業を展開し、消防団運営の普及・促進を図っています。このたび、本市が提案した「消防団火災対応能力の向上事業」が採択され、年1度の消防団総合訓練に合わせて、事業に伴う幹部訓練を実施しました。
 この事業は、時代ニーズに応じた活動方針を常備消防と共有し、消防団の火災対応における近代化を図り、常備消防と同等装備品の使用技術・知識を習得することを目的として、消防庁に事業提案をしたものです。事業の採択に伴い、全額国費による装備品の充実・強化を図りました。

「高性能防火衣」と「多機能型ノズル」を配備

 火災現場における消防団活動は「初期消火」と「後方支援」が主な役割ですが、団員減少などの社会情勢を鑑みて、より安全かつ効率的な消防団活動への転換が求められています。これを受け、常備消防と同等装備品を配備し、活動方針を共有することで消防団の火災対応能力の近代化を図りました。

 高性能防火衣一式     多機能型ノズル

      高性能防火衣一式              多機能型ノズル(トリガーノズル)

 幹部訓練では、始めに消防署員から消火戦術の講習会を受け、排煙活動や水損防止などの活動方針の統一を図りました。部下団員への伝達のため、熱心にメモを取る幹部団員の姿が印象的でした。
 次に防火衣着装訓練では、完全な着装による安全性の向上について説明を受け、実際に配備する部の団員が高性能防火衣一式を着装しました。

消火戦術講習会 防火衣着装訓練

      消火戦術講習会の様子             防火衣着装訓練の様子

 最後に火災を想定した訓練を行い、放水活動を行いました。当初は狙いどおりに放水ができませんでしたが、徐々にトリガーノズルの取り回しにも慣れ、各隊で連携した放水ができるようになりました。今後は所属ごとの反復訓練を行い、更なる事業展開を図ります。