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部活動の地域移行について

ページID:0035241 更新日:2024年4月30日更新 印刷ページ表示

部活動の地域移行とは

限界を迎える日本の学校部活動

学校部活動は、スポーツ・文化芸術に興味や関心のある生徒が参加し、教師の献身的な指導の下、学校教育の一環として行われてきました。
しかし、少子化が進み、これまでと同様の規模で運営することができなくなってきたことや、学校の働き方改革が進む中で、専門性や意思に関わらず教師が顧問を務める指導体制を継続することは難しくなってきており、地域や学校によっては存続が厳しい状況にあります。

学校部活動の地域移行で目指す姿

学校部活動の地域移行とは、部活動を丸ごと地域へ移すことではありません。
国は、子どもたちは学校を含めた地域で育てるという意識の下で、生徒の望ましい成長を保障できるよう、地域の実情に応じスポーツ・文化芸術活動の最適化を図り、体験格差を解消することを目指しています。
そのためには、学校部活動の果たしてきた教育的意義や役割を継承・発展させるとともに、地域でのさまざまな体験や幅広い世代との豊かな交流を通じた学びなどの新しい価値が創出されるよう、子どもたちのニーズに応じた活動ができる環境を整えることが必要です。

長野県の取組状況

長野県教育委員会では、関係団体により部活動の現状や課題を共有し、まずは休日の移行に向けた進め方や地域のスポーツ・文化芸術活動の在り方について協議するため、長野県スポーツ・文化芸術活動連絡協議会を開催し、取り組みを進めています。

塩尻市の取組状況

塩尻市部活動地域移行計画(案)について

塩尻市では、部活動の地域移行を推進するための具体的施策を示すことを目的として、「部活動地域移行計画」の策定を進めています。

現在、「部活動地域移行計画(案)」のパブリックコメント(意見募集)を実施中ですので、次のページをご覧いただき、ご意見をお寄せください。

塩尻市部活動地域移行計画(案)に係るパブリックコメントの実施について​

 

新しい活動の場づくりの検討について

塩尻市では、部活動地域移行の取り組みの一環で、子どもたちが「やってみたい」と思っているものの、現在部活動にはない競技や活動の場づくりを検討しています。

令和6年度は、スポーツ庁からの委託を受け次の実証を実施していますので、興味のある方はご参加ください。

  • フォルスピスポーツクラブ(一人でも参加できるフットサル大会の開催)

   5月11日(土曜日)チラシ [PDFファイル/362KB]

  • ア―バンスポーツ信州(3×3、パルクール、スラックラインなどのア―バンスポーツの体験会の開催)

   5月19日(日曜日)、6月8日(土曜日)チラシ [PDFファイル/1.14MB] 

塩尻市中学校部活動地域移行等協議会

塩尻市内の中学校の生徒がスポーツ及び文化芸術活動に継続して親しむことができる機会を将来にわたり確保することを目指し、中学校部活動の地域スポーツ団体活動、文化芸術団体活動等への移行及び地域連携に向けた課題に総合的に取り組むため、協議会を設置し、検討を進めています。
部活動地域移行協議会の様子

第2回協議会(令和6年2月22日木曜日)

(主な協議内容)
・委員より県の動向について報告(長野県の指針案及びガイドライン案の説明)
・事務局より本市の方針案及び計画案について説明したのち、協議

(会議結果等)
・本市の方針案及び計画案に、協議会で出された意見(主体は子どもたち。子どもたちの声を聞く機会を設ける。など)を反映する。
・本市の方針案及び計画案は、長野県の指針及びガイドラインが策定されたのちにパブリックコメント等を行い、令和6年6月(予定)の定例教育委員会で決定する。

第1回協議会(令和5年9月20日水曜日)

(主な協議内容)
・中島弘毅委員を会長に、寺澤好則委員を副会長に互選
・事務局より国、長野県及び本市の取組状況について報告
・本市が目指す姿の案について説明
・委員による意見交換

(会議結果等)
・本市が目指す姿は、県の方針が示された後で協議する。
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