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景観パンフレット(HTML版)
景観パンフレットと同じ記事、写真を掲載しています。実際のパンフレットは建築住宅課窓口にあります。
塩尻の景観
塩尻市には、奈良井地区・木曾平沢地区の重要伝統的建造物群保存地区をはじめ、数々のすばらしい町並みや田園風景、景観があります。
しかしながら、この美しい景観も徐々に損なわれていってしまうことも考えられます・・・
このパンフレットでは、このような景観を守るために、住民の取り決めを行ってきた景観育成住民協定を結んでいる地区をはじめ、協定などを結び、景観育成に取り組んでいる事例をまとめました。
景観育成への、市民の皆さんによる自主的な取り組みにつながるように、活用されることを望みます。
景観育成住民協定とは
まずは美しい町にしたいと思うことから始まります。うるおいのある街路、豊かな自然環境、整然とした町並み・・・
次にどんな町にしたいか、皆で決めましょう。そしてどんな方向で進めていくか話し合ってみましょう・・・
そして、皆で守っていく。それが景観育成住民協定です。
関係者の3分の2以上の合意で県知事が認定します。
何を決めるのでしょうか
- 建築物等の規模、色彩
- 屋外広告物の規模、色彩
- 緑化に関すること
- 自動販売機の設置に関すること
- 協定の運営
- その他の事項
などを決めていきます。
市内には次の2地区で、景観育成住民協定が締結されています。
アメニティタウン芝茶屋21地区
平成5年10月18日認可(1.23ha)
主な基準
壁面後退の設定、建築物の高さ制限、生垣の設置、自動販売機の設置禁止等。
広丘駅東第一地区
平成6年8月26日認可(5.1ha)
主な基準
建築物の形態・色彩の設定、屋外広告物を自己用に限定、自動販売機の設置禁止、資材・廃材の野積み禁止等。
景観育成住民協定の他にも、次のような協定等が締結されています。
建築協定
建築協定区域内における、建築物の敷地、位置、構造、用途、形態、意匠又は建築設備に関する基準を定め、住宅地としての良好な環境を維持増進することを目的として協定を締結することができます。(県認定)
芦ノ田住宅団地をはじめ、5地区(21.31ha)で協定が結ばれています。
芦ノ田住宅団地
片丘団地
緑地協定
市街地の良好な環境を確保するため、土地所有者の合意により、住民自身による自主的な緑地の保全や緑化に関する協定を締結する制度です。(市認定)
ハーモネートタウン吉田地区をはじめ、14地区で協定が結ばれています。
ハーモネートタウン吉田
アメニティタウン芝茶屋21
地区計画
地区計画は住民が主役となり、地区の実状に応じた計画をつくっていきます。
地区計画が定められると建築行為や開発行為等は、その地区計画の内容に沿って規制・誘導され、地区の特性にふさわしい町づくりを進めることができます。(市決定)
一本木地区をはじめ、17地区で地区計画を定めています。
一本木
吉田原
景観育成住民協定の内容
住民が、地域の景観づくりのために自主的に一定のルールを定め、みんなでそれを守り育てるために住民協定した場合、長野県景観条例第32条の規定により、景観育成住民協定として県知事が認定します。
要件 | |
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地域 |
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協定事項 |
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有効期間 |
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その他 |
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