インターネット通販の契約は慎重に！！

ページID：0003115 更新日：2024年4月1日更新印刷ページ表示

インターネットで申し込みをする通信販売、インターネット通販において、商品代金を「前払い」した場合のトラブルが急増しています。
インターネット通販で商品を注文した後、代金を前払いするようメールが届き、指定された個人名の口座に代金を振り込んだ、もしくはクレジットカードで決済したが配達予定日を過ぎても商品が届かない。注文したものと異なる商品が届いた等「前払い」によるトラブルの典型例になります。

インターネット通販のトラブルに遭わないための事例とアドバイス

事例1

欲しかった衣料品が大手ショッピングサイトでは売り切れていたため、商品名で検索して見つけたサイトで注文した。翌日、「振込み確認後、商品を送る」というメールが届き、指定された個人名の口座に代金を振り込んだが、2週間過ぎても商品が届かない。サイトに連絡しようとしたが、電話番号がわからずメールを何度か送ったが回答がない。

事例2

ブランドの財布を注文。支払項目に代引きがあるにも関わらず、理由を付け受け付けてもらえず、結局指定口座に前払いした。振込み後商品は届いたが、注文したものとは異なる商品が届き連絡も取れなくなった。

事例の問題点とトラブルに遭わないためのポイント

問題点

インターネット通販で気をつけなければいけないことは、店舗のように実際の商品の状態や、店舗のようすを確認することができません。注文をしてから商品が到着まで日数を要するため、支払を前払いにしてしまうと注文したとおりの商品が届かない等消費者がリスクを負うことになります。
また、トラブルの多くは事業者の連絡先が不明で、連絡方法がメールに限られているため、事業者と連絡が取れなくなり返金交渉が困難となってしまいます。