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塩尻環境スタンダード認証・登録制度について

ページID:0003605 更新日:2024年2月29日更新 印刷ページ表示

 塩尻市が独自で実施する塩尻環境スタンダード認証・登録制度の概要についてお知らせします。これは、環境にやさしい事業所として、省エネ・省資源に取り組んでいただくための登録制度です。
 市内の事業所等を対象に、随時参加事業所を募集しています。ご興味のある方は、お気軽に生活環境課までお問合せください。

塩尻環境スタンダード認証・登録事業所一覧はこちら

はじめに…

 持続可能な社会を目指すために、地球温暖化の進行抑止や限りあるエネルギー資源の効率的な利用、豊かな自然の継承等は、21世紀の人類に課された重大な課題です。
 すべての市民・事業者が、急速に進む環境破壊と自らの活動との関わりに気づき、生活の中で少しの配慮や工夫を重ねていけるよう、学習と実践を通じて環境を守る心を育成していく必要があります。
 このような状況のなかで、本市は、平成17年度末に「環境基本計画(中期計画)」や「塩尻市地域省エネルギービジョン」を策定し、地域の美しい自然や環境を守り、次世代に引き継いでいく活動を展開し、これを受けて、市域内に限定した環境マネジメントシステム(環境に関する組織の方針を定め、これを実行するためのシステム)である「塩尻環境スタンダード認証・登録制度」を構築しました。
 現在は、第三次塩尻市環境基本計画の施策としてさらなる取り組みを推進しています。

第三次塩尻市環境基本計画についてはこちら

塩尻環境スタンダードとは?

 塩尻環境スタンダードは、ISO14001やエコアクション21といった国際または国内標準と同様なシステムを簡易にしたもので、事業所の環境方針に沿った結果を出すために、必要な目的・計画を作成(Plan)→それを実施(Do)し→達成度を検証(Check)し→実施方法等を見直し(Act)→再度計画を立てるというサイクルを維持していくシステムです。
 本市内の中・小規模の事業所にも容易に導入していただけるように、簡易なシステムにしています。

 この塩尻環境スタンダードを導入することにより、省エネルギー活動などの環境改善活動を、それぞれの事業所のシステムとして展開していただきますので、事業費用のコストダウンとともに業績アップにもつながることが期待できます。また、ホームページなどで、導入された事業所名等を公表しますので、事業所の信頼度の向上やイメージアップにもつながります。

 事業所をあげて、自分たちのできる範囲で環境改善活動を実施してみようとお考えの市内事業所の代表者の皆さんは、ぜひ、この塩尻環境スタンダードの導入の検討をお願いします。

認証マークについて

認証マークについての画像

 大外枠の楕円は、「塩尻市域」や「地球」をイメージしたものです。

 左上には、本市を象徴するブドウを配置しており、6個の実は、塩尻環境スタンダードの制度を運用開始した当時の第四次塩尻市総合計画が、全6章から成り立っていたことをイメージしています。(2024年4月からは第六次塩尻市総合計画による施策を展開しています。)

第六次塩尻市総合計画についてはこちら

 中央の白抜き部分は、「Shiojiri」や「Standard」の「S」を象ったものであり、これからの環境改善活動や環境負荷の低減活動を継続的に行っていく長い道のりと、市民、事業者及び行政の「協働」の歩みと決意をイメージしており、本市内を流れる清流の奈良井川や田川も、併せてイメージしています。

 このマークの原案(デザイン:大門七区 大塚佳織さん)は、2001年のミレニアムイベントの際に、多くの応募作品の中から選定されたものですが、本市が推奨する環境改善のための3R運動のうちの「Reuse(リユース)」の視点から、この好評であったデザインを再利用したものです。

塩尻環境スタンダードを導入するまでの手順

登録証の発行までの手順

 ・環境方針、環境目標の設定
 ↓
 ・環境目標達成のためのプログラム等の作成
 ↓
 ・取り組み宣言(届出)
 ↓
 <資格審査>
 ↓
 ・実施・運用(取り組み宣言から3ヵ月以上実施)
 ↓
 ・認証・登録審査申し込み
 ↓
 <認証・登録審査>
 ↓
 ・登録証等の交付
 認証・登録の有効期間は、原則として3年間です。
その後、更新審査を受けることで、引き続き取り組みを行います。
 また、市は、ホームページや広報などで、新たに認証・登録を受けた事業所名、代表者(事業主)名、環境方針等を公表します。

具体的な取り組み内容

  • 事業所活動における二酸化炭素の排出量等の把握と節減
    電気、ガス、水道、灯油、ガソリンなどの使用量及び廃棄物の排出量
  • 事業所活動における物質の把握と節減
    紙類などの使用量、資材や原料などの使用量

 これらの使用量や排出量を、毎月、数値的に把握し、それを踏まえて環境改善活動を行い、その結果を定期的(年に1回程度)に、市へ報告していただくことになります。
 これを受けて、市は、提出された書類などを参考にして、毎年1回、定期審査を行います。

塩尻環境スタンダードの登録要件及び推奨要件

PDCAサイクルイメージ

1.計画の策定(Plan)

2.計画の実施(Do)

3.取り組みの状況の確認及び評価(Check)

4.全体評価の見直し(Action)

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