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令和5年度塩尻市新規ビジネスモデルチャレンジ支援事業補助金について

ページID:0003489 更新日:2023年9月29日更新 印刷ページ表示

※令和5年度の応募は終了しました。

補助金の概要について

概要

新型コロナウイルス感染症の影響等による社会情勢等の変化の中で事業を継続させていくために新たなビジネスモデルを構築し、もって地域経済の維持及び発展に寄与する事業を実施する者に対し、市がその費用の一部を助成します。
塩尻市新規ビジネスモデルチャレンジ支援事業補助金交付要綱 [PDFファイル/330KB]

補助金の目的と制定にあたっての想い

 ビジネスを行うあらゆる企業や事業者には、事業を継続する中でビジネスモデルの革新=イノベーションが求められます。企業が提供する商品・サービスには「導入期」「成長期」「成熟期」を経て「衰退期」に入るというのが一般的な理論ですが、この「衰退期」に入る前に、ビジネスモデルの革新によって新たな成長曲線を描くことができます。
 昨今、ビジネスを取り巻く様々な環境が目まぐるしく変化する中で、ビジネスモデルの革新のスピードが求められるようになりました。特に近年世界中を席巻した新型コロナウイルス感染症は変化のインパクトとスピードともに強大であり、ビジネス環境に大きな影響を与えました。その中で、持続可能な地域経済の維持/発展を行うためには、地域の企業や事業者がビジネスモデルを革新し、社会情勢に合わせた稼ぐ手段を新たに確立していく必要があると考えます。
 本補助金は、少しでもその助けになりたいという想いから、塩尻市が政策として実施するものです。
 ビジネスモデルを革新し、新たに稼ぐ手段を見つけ、持続可能な事業を確立するのは、困難な道のりです。
 既存ビジネスの中から自社の強みやコアバリューを見出し、そこから新規ビジネスを展開できるアイディアを考える。それを仮説とし、プロトタイプを作成して検証するというサイクルを回す中で、ビジネスモデルを確立していく。持続可能な事業を創造するためには、そのような道のりが必要です。そのアイディアや仮説が正解かどうかは誰にも分からず、当事者のみが信念と確信を持って仮説検証を繰り返すことによって、成功を勝ち取ることができるのです。それには、大変なエネルギーが必要になります。
 また、ビジネスアイディアを検討する際には、1者だけでは限界があります。自社のコアバリューは自身で見出すのは難しく、他者の目によって気づくことが多くあり、そこからどのように展開できるかについては、多様な視点から見たアイディアが多いほど、可能性が広がります。
 「ビジネスモデルの革新」という壁に、他者とタッグを組みながら果敢にチャレンジしていく事業者の皆様。
 正解が見えない中で、勇気とエネルギーを持って成功を勝ち取りたいと邁進する事業者の皆様。
 そのような事業者の方に、私たちは本補助金を使っていただきたいと考えます。
 私たちの想いに共感いただける事業者の方は、応募に係る概要をお読みいただき、応募いただければと思います。

※参考情報

ビジネスモデルを説明しています
ビジネスモデルマトリックス

ビジネスモデルを説明しています
ビジネスモデルキャンバス

プロダクトライフサイクルとイノベーションを説明しています。
プロダクトライフサイクルとイノベーション

補助金の対象や金額等について

補助対象者

本補助金の交付対象者は、次の要件をすべて満たすことが必要です。

  1. 市内に本社または主たる事業所を有する中小企業者(中小企業基本法(昭和38年法律第154号)第2条第1項に規定する中小企業者をいう。以下同じ。)であること。
  2. 役員等が暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第2条第6号に規定する暴力団員及び同条第2号に規定する暴力団と密接な関係を有する者でないこと。
  3. 市税等の滞納がないこと。

上記にかかわらず、本補助金の交付は、同一事業者につき1回とします。
※上記に関する補足

  • 本補助金は、既存でビジネスを展開している事業者を主体とするため、「1.」に限定しています。既存事業がある事業者であるほど、コアバリューを生かした新規事業展開は費用がかかります。その際にお使いいただく補助金であることを想定しています。
  • これから事業を立ち上げる、0から1のフェーズにあるスタートアップの方については別の支援制度をご活用いただければと思います。
  • なお、応募に際しては下に記載する公開選考会への出席を必須のものといたします。

補助対象事業

補助金交付の対象となる事業は以下の条件になります。

  1. 補助金の交付の対象となる事業(以下「補助事業」という。)は、交付対象者が他の中小企業者と相互に連携して実施する事業であって、既存事業の拡大、新規事業の創設その他の方法により新たなビジネスモデルを構築を図るものとする。
  2. 前項の規定にかかわらず、次に掲げる事業は、補助事業の対象としない。
    1. 政治活動または宗教活動に係る事業
    2. 公序良俗に反する事業
    3. 前2号に掲げるもののほか、市長が適当でないと認める事業

補助事業期間

補助金の交付決定日から対象事業年度の2月28日までとし、期間内に支払った経費等を補助します。

補助対象経費等

補助金交付の対象となる経費等につきましては、以下のとおりとなります。

  1. 補助金の交付の対象となる経費(以下「補助対象経費」という。)及び補助率は、下記の表に掲げるとおりとする。
補助対象経費と補助率

補助対象経費の区分

補助率

機械、器具等の購入または改良に要する費用であって、補助事業者の資産形成に資する経費(1件10万円以上のものに限る。)

10分の9

消耗品費、印刷製本費、通信運搬費、委託費、講師に係る謝金及び交通費、宣伝広告費並びに1件10万円未満の備品の購入に係る費用

10分の10

その他市長が必要と認める経費

市長がその都度定める率

  1. 次に掲げる経費は、補助金の交付の対象としない。
    1. 食糧費
    2. 補助事業の管理及び運営に係る人件費
    3. 補助事業の継続に係る経常的な経費
    4. 他の補助事業の補助対象経費に該当している経費
    5. その他市長が適当でないと認める経費
  2. 補助金の額は「補助対象事業」に記載した補助対象経費の区分に応じ、補助率を乗じて得た額を合算した額(その額に1,000円未満の端数があるときは、その端数を切り捨てた額)とし、150万円を限度とする。
  3. 補助金の交付は、同一の補助事業または同一の交付対象者につき、1回限りとする。

補助金の申請について

スケジュール

令和5年度

  • 6月26日(月曜日)~ 7月14日(金曜日)23時59分まで  補助金の応募期間
  • 7月28日(金曜日) 令和4年度公開報告会及び令和5年度公開選考会の開催
  • 8月上旬 採択事業の決定 (※交付申請書類の提出後に交付決定します)
  • 令和6年2月28日 補助金の実績報告

選考会について

選考会を実施する目的

本補助金の選考にあたっては、ビジネスアイディアを選考員や観客の前でプレゼンし、フィードバックを得るような選考会をプロセスの中に設けます。
このプロセスは「選考」の目的は勿論ですが、ビジネスアイディアを聞いた人から、多様なアドバイスや事業を実現してくれるリソースを獲得することも目的とします。応募の際には  得られなかった知恵やスキルを持った人と繋がる機会を作ります。

選考会の方法

ビジネスアイディアに関して、7分程度のアイディアピッチを行います。審査員を選出し、当日アドバイスをしていただくとともに、選考を行い後日に補助事業を決定します。
審査員は以下の方で構成されます。

  1. 識見を有するもの:新規事業を立ち上げた起業家等、スタートアップに関する知見を持つ方を想定します。
  2. 商工会議所、農業協同組合等の代表者
  3. 市の職員

選考にあたっての着眼点

選考にあたっては、以下をポイントとして選考を行います。

  1. 事業に懸ける熱意と、それを裏付けとした実行力、やり抜く力、諦めの悪さ
  2. 事業が地域に与えるインパクトや、波及効果の大きさ
  3. 事業を進める中で、様々な主体が協働できる受け皿の広さ
  4. 事業の実現可能性や収益性の高さ

選考会の詳細

令和5年度

日時:7月28日(金曜日)13時00分 ~ 17時00分(予定)
 ※終了時間は、応募数により前後しますので、予めご承知置きください。

次第(予定)

  • 開始挨拶、趣旨説明、審査員紹介
  • プレゼン(事業者ごとに7分程度を目安)
  • フィードバック(事業者ごとに8分程度を目安)
  • 総括、終了挨拶

申請手続き

下記の書類を各1部提出してください。

宛先 

長野県塩尻市大門七番町3番3号  塩尻市先端産業振興室 宛

  • 塩尻市新規ビジネスモデルチャレンジ支援事業補助金認定申請書
  • 事業計画書
  • 収支予算書
  • その他参考となる書類

実績報告について

報告手続き

下記の書類を各1部提出してください。

  1. 塩尻市新規ビジネスモデルチャレンジ支援事業補助金実績報告書
  2. 収支決算書
  3. 補助対象経費に係る領収書等の写し
  4. 実施状況が分かる写真、資料等
  5. その他市長が必要と認める書類

提出期限

   補助事業が完了した日から起算して30日を経過した日または交付決定のあった日の属する年度の2月28日のいずれか早い日

補助事業の内容を変更・中止・廃止する場合

補助事業の内容を変更し、または補助事業を中止し、若しくは廃止しようとするときは、速やかに塩尻市新規ビジネスモデルチャレンジ支援事業補助金変更・中止・廃止承認申請書を提出してください。

申請様式ダウンロードはこちらから

提出先・問い合わせ先

書類の提出や、問い合わせ等が必要な際には下記までご連絡ください。

  • メールでの提出
    塩尻市産業振興事業部先端産業振興室
    kanmin@city.shiojiri.lg.jp
  • 郵送での提出
    〒399ー0786
    長野県塩尻市七番町3番3号
    塩尻市産業振興事業部先端産業振興室

応募に際して、事業の相談や壁打ちなどはシビックイノベーション拠点スナバ、塩尻商工会議所にて実施しております。
開館時間等をご確認いただき、相談いただければと思います。
■シビックイノベーション拠点スナバ
開館日:平日 10時00分-19時00分
住所:塩尻市大門八番町1番28号
HP:https://www.sunaba.org/<外部リンク>
■塩尻商工会議所
開館日:平日 8時30分-17時00分
住所:塩尻市大門一番町12番2号 えんぱーく406
HP:https://www.shiojiri.or.jp/<外部リンク>

新規ビジネスモデルチャレンジ支援補助金の実施状況

公開選考会について

令和2年度(参考)

令和2年10月29日に公開選考会を実施しました。
8名の応募者が新規事業に関するピッチを行い、審査員が事業に対するフィードバックを行いました。
公開選考会の様子はこちらのリンク<外部リンク>から動画でご覧いただくことができます。
公開報告会の様子はこちらのリンク<外部リンク>から動画でご覧いただくことができます。

令和3年度(参考)

令和3年7月13日に公開選考会を実施しました。
6名の応募者が新規事業に関するピッチを行い、審査員が事業に対するフィードバックを行いました。

公開選考会の様子はこちらのリンク<外部リンク>から動画でご覧いただくことができます。

令和4年度(参考)

令和4年7月15日に公開選考会を実施しました。
3名の応募者が新規事業に関するピッチを行い、審査員が事業に対するフィードバックを行いました。

※令和4年度の公開選考会は、応募者の要望もあり録画を実施しませんでした。

令和5年度(参考)

令和5年7月28日に公開選考会を実施しました。
5名の応募者が新規事業に関するピッチを行い、審査員が事業に対するフィードバックを行いました。

※令和5年度の公開選考会は、昨年度と同様に録画を実施しませんでした。

採択事業者について

令和2年度

  1. 株式会社HYAKUSHO「農家の魅力にアクセスできるデジタルプラットフォーム構築」
  2. 株式会社SUYAMA「コンテナハウスCarryCube」
  3. 株式会社スタイルプラス「ツリーハウスカフェでみどり湖周辺活性化」
  4. クサノスタイル「地域の事業者PRおよび、新たに挑戦する個人に向けた場の創出による町の活性事業」

令和3年度

  1. ペスカパッソ「美食LAB」
  2. 矢沢加工所株式会社「繊維質果物・野菜のジュースと自給系スポーツ補給食の開発」

令和4年度

  1. 株式会社マイクロネット「騒音改善のソリューションビジネス」

令和5年度

  1. 有限会社今井石材工業「想い玉」
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