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広報塩尻2026年7月号テキスト6ページから7ページがご覧になれます。
水は、わたしたちの暮らしに欠かせない大切な資源です。これからも豊かできれいな水を守っていくために、改めて大切さを考えてみませんか。
問い合わせ 生活環境課 環境係 直通電話0263-52-0744
水は、わたしたちの暮らしに欠かせない大切なものですが、地球上の水はほとんどが海水で、川や湖などのすぐに使える水は0.01%しかないといわれています。地球上の水がお風呂1杯分だとすると、たったスプーン1杯分です。普段何気なく使っている水ですが、地球全体で見ると、とても貴重な資源なのです。
本市は、日本海と太平洋に流れる川につながる「分水嶺」を有する水源の地域です。自然の湖沼はありませんが、みどり湖をはじめ、川をせき止めて造成した農業用のため池や、地下水、鉱泉(鉱物などを多量に含む水)といった水資源が豊富です。
一方で、きれいな水をいつでも簡単に使うことができる地域に暮らしていると、その貴重さを忘れてしまいがちです。下流の人たちも豊かできれいな水を利用できるよう、水環境を守っていく責任があるということも忘れてはいけません。
本市を含む松本・北アルプス地域は、日本の屋根と称される山岳地帯周辺に位置し、山々に降り注ぐ雪や雨が地下水や清流を育んでいます。
また、わたしたちが暮らす松本盆地は、北アルプスと筑摩山地に挟まれた細長い盆地で、大きなひとつの水がめのように豊富な地下水や湧水(ゆうすい)(地下水が地表に湧き出た水)を蓄えています。この地下水は、生活用水や農業用水、工業用水などとして暮らしを支えているほか、長い時間をかけて下流へ流れて信濃川水系を支える貴重な水源となり、山から海へつながる壮大な水循環の中で大きな役割を果たしています。
松本盆地の地下水は豊富な水量を有していますが、異常気象の影響や水田かん養の減少などのさまざまな要因により、長期的に見ると減少傾向にあります。また、過剰な汲み上げによる湧水の枯渇防止や水質の保全も継続的な課題です。こうした課題に地域全体で取り組むため、平成24年に流域の11市町村と県により「アルプス地域地下水保全対策協議会」を設立。市町村の枠を越えて、水量や水質の調査、保全活動などに取り組んでいます。
これから先も、豊かできれいな水の恵みを受けられるよう、一人ひとりができることから取り組んでいきましょう。
○水を大切に使いましょう。
○地域の清掃活動に参加しましょう。
○洗剤は適量を心掛けましょう。
○地域の水の巡りを意識しましょう。
■松本・北アルプス地域の流域のイメージ
「イラスト」北アルプス 筑摩山地 朝日村 塩尻市 山形村 松本市 安曇野市 松川村 大町市 池田町 生坂村 筑北村 麻績村
■貯水量の比較
アルプス地域地下水保全対策協議会が平成27年度一斉測水結果より試算
奈良井ダム 800万立方メートル
諏訪湖 6,300万立方メートル
徳山ダム(貯水量日本一) 66,000万立方メートル
松本盆地の地下水 1,910,600万立方メートル
琵琶湖 2,750,000万立方メートル
※松本盆地の地下水は、平成19年度から8年間で約400万立方メートル減少しています。
松本・北アルプス地域の個性あふれる水資源を紹介するパネル展です。
■期間 7月31日金曜日から8月6日木曜日
■場所 えんぱーく1階 森のコート
塩尻東小学校3年生は、今年度の総合的な学習の時間の中で、上西条の湧水「強清水」のことを学んでいます。
「やってみたい」を学びとして具現化する過程で「塩尻市のお宝を学びたい」という願いを持った子どもたち。地域の名所や風景を題材にした「東っ子かるた」で紹介されていた強清水に関心を持ったことから学習が始まりました。
4月には現地へ探検に行き、地元の人から話を聞いたり水に触れたりしました。水のきれいさとおいしさに感動した子どもたちは、「この水をもっといろんな人に知ってもらって、有名にしたい」と一致団結。家族に水道水と飲み比べてもらって感想を調べたり、強清水で作ったべっこうあめを先生たちに味見してもらったりと、自分たちで考えたアイデアを次々と実践しています。取材に訪れたこの日の3年1部の授業では、「強清水の水を使って、かき氷やコーヒーのお店を出そう」というアイデアを真剣に話し合っていました。
今後、地域の人にも協力を呼び掛けながら活動していく予定の子どもたち。イキイキとした目で地域の魅力を語る姿が印象的でした。「写真」
はじめて触った強清水の水は、手が凍りそうなくらい冷たくてびっくり。地域の人に、20年前に降った雨が時間をかけて湧き出ていると聞いてすごいなと思いました。とてもきれいでおいしい水なのに、インターネットで調べてもあまり出てこないので、もっといろんな人に知ってほしいと思い、クラスのみんなで有名にするためのアイデアを話し合っています。地域の人にも協力してもらって、実現できたらいいな。
生活様式の変化や経済活動により、豊かな自然や伝統ある文化が失われつつある中、生活に密着した水辺を保全していくため、市では平成14年に、地域の皆さんの憩いの場として利用している湧水や水辺を「ふるさとの水20選」として選定しました。詳細は右のコード(市ホームページ)でご覧ください。「二次元コード」
あふたの清水(洗馬)「写真」
平出の泉(平出)「写真」