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塩尻市ってどんなまち?
塩尻市(しおじりし)は、松本盆地の南端、長野県のほぼ中央に位置し、太平洋側と日本海側の交通が交差する交通の要衝です。市内には信濃川水系と天竜川水系の各河川が流れ、塩尻峠と善知鳥峠、鳥居峠は、太平洋と日本海への分水嶺となっています。
北アルプス、鉢盛連峰、東山・高ボッチ山、さらには中央アルプスの山並みを背景に田園風景が広がる、清浄な水と緑に囲まれた歴史あるふるさとです。
特産のぶどうが生み出すワインは世界にその名を知られ、平出遺跡は太古の歴史を語りかけてくれます。
奈良井宿の町並みや木曽漆器が歴史と伝統を感じさせ、おもてなしの心を今日に伝えています。
基幹産業の製造業は、市内に、最先端の技術、人材、拠点施設等が集積し、高い製造品出荷額を誇るなど、市内産業を牽引しており"ものづくり"のまちでもあります。
ワインと木曽漆器のまち塩尻
100年以上の歴史を持つ塩尻ワイン
塩尻市の桔梗ヶ原でぶどうの栽培が始まったのは1890年(明治23年)のことです。さらに、その7年後、1897年(明治30年)にはワインの醸造が始まりました。
そして、1989(平成元年)年の世界的なワインコンクールである「リュブリアーナ国際ワインコンクール」にて、『シャトー・メルシャン信州桔梗ヶ原メルロー1985』が大金賞を受賞。さらに翌年のコンクールでは『1986』が、二年連続で大金賞を受賞したことで世界的なワインの銘醸地としてワイン愛好家にその名が知られるようになりました。
現在、市内では桔梗ヶ原だけでなくさまざまな地区に15社のワイナリーが点在し、塩尻志学館高校は、全国でも珍しい生徒たちの手によりワインがつくられる学校として知られています。
関連リンク:ワインとぶどう 塩尻ビギナーズガイド(塩尻市観光協会ホームページ)<外部リンク>
国の伝統工芸、木曽漆器
木曽漆器は、市内の木曽平沢地区が産地の中心である国指定の伝統工芸品です。木曽漆器は400年以上の伝統を持つと言われ、もともとは奈良井宿の白木細工に漆塗りを施すことからはじまったと言われています。木曽ひのきをはじめとする豊かな森林資源や、漆器に適した湿潤な気候、中山道の街道文化などと共に産業として発展してきました。
また、近年はガラスや革製品、バイクなどさまざまな物に漆塗りを施しており、新たな挑戦も積極的に行うほか、日用の漆器として幅広い世代から人気を博しています。
関連リンク:木曽漆器 塩尻ビギナーズガイド(塩尻市観光協会ホームページ)<外部リンク>
ほかにもさまざまな特産品・観光地があります
奈良井宿
全国的にも有名な「奈良井宿」は200年前の街並みが今も残る人気の観光スポットです。
東海道五十三次に対して中山道は六十九次、その69の宿場の真ん中34番目の宿場町であった奈良井宿は、中山道で最も栄えた宿場町として知られていました。
南北約1kmの宿場町に一歩足を踏み入れるとちょっとしたタイムスリップ気分を味わえます。
関連リンク:奈良井宿 塩尻ビギナーズガイド(塩尻市観光協会ホームページ)<外部リンク>
高ボッチ高原
塩尻市の東側に位置する高ボッチ高原は標高1665m。
周りにはさえぎるものが無く、絶好のSNS映えスポット・写真スポットとして人気です。
東方向には諏訪湖に加えて条件次第では富士山を望むことができ、西方向には穂高連峰や北アルプスが広がります。神々しささえ感じるような日の出や日の入りだけでなく、夜には満点の星空が広がります。
関連リンク:八ヶ岳中信高原国定公園 高ボッチ高原(塩尻市観光協会ホームページ)<外部リンク>
平出遺跡
国史跡平出遺跡は、日本三大遺跡に数えられる大きな遺跡です。JR中央本線塩尻駅から南西に約2キロメートル、ぶどう畑が一面に広がる「桔梗ヶ原」にあります。遺跡は平出の泉から流れ出る渋川に沿って東西約1キロメートル、南北300メートルの範囲にわたって帯状に広く展開しています。
昭和25年に始まった本格的な発掘調査の結果、平出遺跡に人々が生活していた時期は、縄文時代から平安時代にまでおよぶことがわかりました。
豊富な出土品は、この地域における先史・古代の文化を研究するうえでの基礎的な資料となり、昭和27年には「国史跡」に指定されました。また、発掘調査は以降も行われ、現在までに290軒を超える住居跡や建物跡が見つかっています。
関連リンク:平出遺跡(塩尻市観光協会ホームページ)<外部リンク>
レタス
ワインや木曽漆器のほかに、レタスも特産品です。洗馬地区は高原野菜の一大産地。ずっと遠くまで広がるレタス畑は、まるで緑の絨毯を敷いたかのよう。近くにはサラダ街道が走り採れたてのレタスを販売するお店もあり、緑と土の薫りがする最高のごちそうを味わってください。
塩尻へのアクセス
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