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地震発生時の対応

ページID:0002540 更新日:2021年6月28日更新 印刷ページ表示

地震発生時の対応について記載しています。

地震だ!そのときの行動

家の中にいたら

眠っていたら

  • ふとんやまくらで頭を保護しながら、危険な家具などからできるだけ離れます
  • ふとんやベッドの下にもぐって、揺れがおさまるのを待ちましょう
  • まわりに家族がいる場合は、「ふとんにもぐって!」「だいじょうぶよ!」など、大声で呼びかけて現実感を取り戻させます

起きていたら

  • 転倒や落下の危険があるものから離れます
  • テーブルの下にもぐったり、クッションやカバンなどで頭を保護して、身の安全を確保します
  • 手の届く範囲の火は、すぐ消します
  • 子供は予想外の行動をするため、しっかり保護します
  • 脱出口を確保します
  • トイレや風呂場は比較的安全ですが、トイレの水タンクの落下や風呂場の鏡や窓ガラスに注意して、落ち着いて脱出の準備をします
  • はだしで歩き回らず、スリッパ、できれば靴をはきます
  • お年寄りや病人などを保護し、家族の安全を確認します

火が出たら

もし火が出ても、すぐ燃え上がって手に負えなくなるわけではありません。
あわてずに

  • 大声で隣近所に知らせます
  • 初期消火は、天井に火が達するまでが勝負です。大声で助けを求めながら、消火器などで消火します。
  • ただし、火が天井に達したら一般の人では手に負えません。危険ですので迷わず避難し、消防署や消防団にまかせましょう。また、煙に巻かれそうになったり、近くに危険物などがある場合も同様に避難してください。

避難のタイミング

あわてて外に飛び出すと、大変危険です。ただし、次の場合は急いで避難してください。

・家が倒壊する恐れがある場合。特に老朽化した建物は危険です
・火が天井に達した場合
・土砂崩れなどの恐れがある場所のそばに家がある場合

このほかにも、本震で建物が破損し壊れやすくなっているところに余震がくる場合があります。また、地震により発生した火災の延焼も考えられますから、揺れがおさまってから避難できる準備をしましょう。

余震に備える

建物が倒壊する心配がない場合には、余震に備えて、家具や落下物のない安全な部屋を1つ確保し、家族全員で寝起きしましょう。

外出していたら

屋外を歩いていたら

  • 持ち物や両手で頭を保護します
  • 塀や自動販売機などから、すぐに離れます
  • 看板、ガラスなどの落下物に注意して、ビルや建物からすぐに離れ、できるだけ広い空間に移動します
  • 垂れ下がった電線には近づかないようにします

デパート、駅などにいたら

  • 落下物から頭を保護します
  • ガラスや陳列棚などからすぐに離れます
  • あわてて階段や非常口に走り寄らないようにしましょう
  • エレベーターは絶対に使わないようにします
  • 鉄筋コンクリート造りのビルなどが崩れることはまれです。あわてず係員やアナウンスの指示に従いましょう

車を運転していたら

  • ハンドルをしっかり握り、スピードを徐々に落として、道路の左側に停車してエンジンを停めます
  • カーラジオなどで冷静に地震情報を聞きます
  • 停車しても揺れが激しい場合は、シートや床にうずくまり、クッションなどで頭を保護します
  • 避難が必要な場合は、車は絶対使用せず、キーをつけたまま(ロックもしない)車を離れ、徒歩で避難しましょう

海岸など行楽地へ出かけていたら

  • 海の近くでは津波の恐れがありますから、すぐに高台へ避難して注意報・警報等を聞きましょう。津波は、深海では時速700キロメートルにも達するといわれ、見えてから逃げ出しても間に合いません。
  • 崖や急傾斜地が近くにあれば、すぐにはなれましょう
  • 地元自治会の住民などとともに行動するか、防災関係機関(警察、消防、自治体等)の指示に従いましょう

学校にいたら

先生の指示に従って、落ち着いて行動するようにこころがけましょう。

教室にいたら

  • すぐに机の下にもぐり、机の足をしっかりつかみましょう
  • 特別教室や実験室、実習室などでは、特に薬品に注意して、火の始末や電源を切ります
  • 図書館などの棚や音楽室のピアノからすぐに離れましょう

廊下などにいたら

  • 蛍光灯の下や下駄箱、ガラス窓からすぐに離れ、頭を保護して伏せましょう
  • もし近くに教室があれば急いで入り、机の下にもぐりましょう

校庭にいたら

校舎や照明、塀などから離れ、校庭の真中に集まって腰をおろしましょう