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広報塩尻令和8年11月号テキスト版 10ページから11ページ
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同じ悩みを持つ人がつながれる場所 当事者会と家族会
問い合わせ 福祉支援課 障がい福祉係 電話0263-52-0280
障がいがある人への温かい見守りには、地域の理解が欠かせません。今回は、障がいがある人やその家族で活動する「当事者会」「家族会」をご紹介します。
一人ひとり異なる障がいの特性や特徴があることを理解
障がいがある人・ない人など、地域ではさまざまな人が暮らしています。外見で分かる障がいはもちろんですが、外見からは分からない障がいもたくさんあり、皆さんの理解や配慮を必要としています。
障がいは大きく分けて、身体障がい、知的障がい、精神障がいの三つに分類されています。それぞれの障がいの中にもさらに分類があり、障がいの特性や特徴は一人ひとり異なります。
近年、障がいへの理解が広がりつつあり誰もが暮らしやすい社会へと進んでいますが、まだまだ生きづらさを抱えている人は多くいます。障がいのある人や家族の人たちが、その生きづらさや悩みなどを共有したり、情報交換などを行ったりする場として当事者会や家族会があります。
障がいの理解を地域に広げる活動をする当事者会や家族会
当事者会や家族会は、障がいのある人やその家族などが集まり、お互いに悩みや喜びを語り合うことで支え合い、情報交換や学習会を行うことで障がいや特性について理解を深める場です。また、レクリエーションや交流会などを通して、障がいへの理解を地域に広げる活動も行っています。
当事者会や家族会には、数人単位の地域の会や、全県・全国を対象としたものまで、さまざまな会があります。今回は、本市を中心に活動する、当事者会・家族会を紹介します。
「イラスト」
家族会の人に話を聞きました
地域の皆さんに知ってもらい、障がいなどへの理解を進めたい
塩尻市手をつなぐ親の会 代表 岩谷 和則さん「写真」
私は過去に、福祉分野の業務に数年間携わることがあり、障がいへの関心を持ちました。そして、自分の子どもに障がいがあり、家族会に参加して活動するようになりました。
障がい者を取り巻く環境は、法律や制度の改正で少しずつ良くなっていますが、まだ十分ではありません。例えば、災害が起きた時に、知的障がい者はなぜ避難するのかが分からない、コミュニケーションが取れないなどで、逃げ遅れてしまいますが、多くの人はその実情を知りません。また、一般避難所・福祉避難所でもお互いに配慮が必要です。すぐに解決することはできませんが、解決しようと子どもへの教育を通して障がいへの理解を進めることが大切です。障がいについて皆さんに知ってもらい、理解してほしいです。
小さなことでも、同じ悩みを持つ仲間に相談してみてください。家族会や当事者会に話しに来てみませんか。
市内で活動する当事者会・家族会
当事者会や家族会の概要紹介など、会の皆さんからのメッセージをご紹介します。各会の詳細などは、福祉支援課にお問い合わせください。
塩尻市手をつなぐ親の会
地域組織として約60年の歴史があります。知的障がいに限らずさまざまな障がいや難病がある人々と連携して、本人の生活の質の向上を目指しています。土・日曜日や連休中のイベントなどを年に5、6回ほど企画しています。
さりげなく助け合えるような関係や相手に配慮した行動ができることで、社会全体が障がいがあってもなくても互いに思いやって行動できることを期待しながら、活動に取り組んでいます。
「写真」休日のイベントとして岐阜県に行った「バス研修の旅」
長野県手をつなぐ育成会ホームページ「二次元コード」
ピアリイ
塩尻市を拠点に、病児・障がい児・医療的ケア児の家族に寄り添うピアサポート団体「ピアリイ」。心のケアを大切に、日々の悩みや喜びを分かち合うおしゃべり会を開いています。ただ聞いているだけでもいい。ここで過ごす時間が、心がほっと軽くなるひとときになるよう心掛けています。また、地域との関わりを大切に、展示などの啓発活動も行っています。ご家族の笑顔が子どもたちに届き、元気になることを願って活動しています。
イメージキャラクター「ハナちゃん」「イラスト」
団体LINE「二次元コード」
まめまめの会
重症心身障がい児や医療的ケア児の親たちが始めた会です。会員の交流だけではなく、ハロウィーンイベントや祭りなどを行い、障がいがある子どもと地域の人が交流できる機会もつくっています。重い障がいがある子どもたちの卒業後の居場所が不足しているので、障がい福祉サービス事業者と連携し、塩尻市に障がい福祉施設の開設を目指しています。子ども一人ひとりのかわいらしさと、会員が得意分野を生かして協力し合えるところが、この会の魅力です。
「写真」イベント後に、参加者で写真撮影
団体ホームページ「二次元コード」
かたつむりの会
精神障がい(主に統合失調症)がある人の家族会で、30年近く活動。会の名称には親と子がゆっくり歩めるようにという願いが込められています。月1回の定例会では、心を開いて話ができる場での情報交換、勉強会やお楽しみ会で交流を深めています。障がいがあっても偏見なく暮らしやすい社会の実現を目指しています。会員の仲が良く、近況報告で悩みを共有・共感し、心を楽にできる会です。お知らせはがきを順番で作るなど、皆で協力して活動しています。
「イラスト」会のイメージで、「出ておいで、待ってるよ」という思いが込められています。
うつリカバリーエンジン
代表のうつ病経験から設立されたリカバリー支援団体です。ピアサポートグループ「ガレージとーく」を2013年から続けています。実体験に基づく情報交換のほか、心の不調があっても安心して生活し、働き続けるためのアドバイスや他の支援機関の紹介もしています。また、地域のコミュニティFMでは代表が番組を持ち、「みんなで生きていこう」という思いを伝えるトークと音楽を届けています。
「写真」代表の長谷川洋さん(右)と、副代表の青木良樹さん
団体ホームページ「二次元コード」
ミモザの会
就労継続支援B型事業所すみれの丘の保護者会の有志が母体となって生まれた家族の会です。現在は、本人の通所場所はそれぞれ異なっています。月に1回、手芸や制作活動を楽しみながら、情報交換したり会話を楽しんだりして交流。制作した手芸品などを委託販売し、活動資金や福祉施設などへの寄付に充てられるよう取り組んでいます。親が楽しむことが子どもにも良い影響を与えるという考えを大切にしています。
「写真」定期的な交流と併せて楽しんでいる制作活動の作品
※この他にも活動している会があります。詳細は福祉支援課にお問い合わせください。





