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広報塩尻令和8年11月号テキスト版 4ページから7ページ
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令和7年度 決算
令和7年度決算の概要と市の財政状況をお知らせします。7年度決算は、税収の増加などにより黒字決算となりました。
問い合わせ 財政課 財政係 電話0263-52-0280
令和7年度一般会計決算概要
歳入総額(A) 345億5375万5311円
歳出総額(B) 339億4782万3154円
歳入歳出差引額(A-B) 6億593万2157円
翌年度へ繰り越すべき財源(C) 9705万9869円
実質収支額(A-B-C) 5億887万2288円 (ともに黒字)
実質単年度収支額 6534万9604円(ともに黒字)
令和7年度末の基金残高
基金合計 99億1688万2686円(過去最高額)
うち財政調整基金※53億2932万5500円
※年度間の財源の変動に備えて積み立てる基金。財源に余裕がある年度に積み立てておき、災害などやむを得ない理由で財源不足が生じた年度に活用します。標準財政規模の10から20%程度(本市の場合は19億から38億円)が目安とされています。
上記は、基本的な行政サービスの経理をまとめた「一般会計」で表しているのに対し、下のグラフは、全国の地方自治体の財政状況を統一的に把握・比較するために国が定める基準でまとめた「普通会計」で表しているため、金額が異なります。
歳入345億121万円「円グラフ」
※( )内の数値は構成比です。
自主財源(47.4%)
市税 112億1037万円(32.5%)
諸収入 24億3105万円(7.0%)
繰越金など 22億4891万円(6.5%)
使用料・手数料 3億9110万円(1.2%)
分担金・負担金 8266万円(0.2%)
依存財源(52.6%)
国庫・県支出金 69億1600万円(20.1%)
地方交付税 67億3275万円(19.5%)
交付金など 27億8837万円(8.1%)
地方債 17億円(4.9%)
用語解説
■自主財源 市が自ら徴収または収納できる財源
○市税 市民や企業などが納めた税金
○分担金・負担金 特定のサービスを受けた人からの負担金など
○使用料・手数料 保育料や市の施設の使用料、証明書発行手数料など
○繰越金など 前年度の繰越金や、基金を取り崩した繰入金、ふるさと寄附金など
○諸収入 貸付金の元金収入など
■依存財源 国や県などから交付または借り入れた財源
○国庫・県支出金 特定の目的のために国や県から交付されたお金
○地方交付税 市が全国標準的な行政サービスを提供するため、国が地方に代わり徴収し、財政状況に応じて交付される地方税
○交付金など 国から一定の割合で配分、譲与されたお金
○地方債 市が大規模な事業を行うために、国や銀行から借り入れたお金
市税の内訳は…「棒グラフ」
固定資産税 51億5425万円(46.0%)
市民税(個人・法人) 49億912万円(43.8%)
市たばこ税 4億3778万円(3.9%)
都市計画税 4億2631万円(3.8%)
軽自動車税 2億8277万円(2.5%)
鉱産税 11万円(0%)
入湯税 3万円(0%)
歳出338億9528万円
義務的経費(48.3%)
人件費 66億1657万円(19.5%)
扶助費 64億9572万円(19.2%)
公債費 32億5923万円(9.6%)
消費的経費(41.8%)
物件費 54億3741万円(16.0%)
補助費等 39億4527万円(11.6%)
繰出金 22億6483万円(6.7%)
投資・出資金・貸付金 15億1074万円(4.5%)
積立金 7億7824万円(2.3%)
維持補修費 2億3924万円(0.7%)
投資的経費(9.9%)
普通建設事業費 33億2580万円(9.8%)
災害復旧費 2223万円(0.1%)
用語解説
■義務的経費 支出が義務付けられている経費
○人件費 市職員の給与や市議会議員、各種委員報酬など
○扶助費 生活保護費、各種医療費の助成など
○公債費 借り入れた地方債(借金)の返済金
■消費的経費 市が行うサービスのうち、形を残さない性質の経費
○物件費 光熱費、消耗品費、委託料や使用料など
○補助費等 特定の事業や団体への補助金や交付金
○繰出金 国保会計など他会計へ繰り出したお金
○投資・出資金・貸付金 融資資金などの貸付金
○積立金 特定の目的のために基金へ積み立てたお金
○維持補修費 道路や施設などの維持補修費
■投資的経費 道路や学校、公園などを整備するための経費
○普通建設事業費 道路や学校、公園などの公共施設の建設費など
○災害復旧費 災害時の公共施設の補修費など
目的別にすると「棒グラフ」
福祉の充実 117億5947万円(34.7%)
市の運営 44億3913万円(13.1%)
教育・文化の振興市の運営 44億3113万円(13.1%)
借金の返済 32億5923万円(9.6%)
道路・公園などの整備 31億7480万円(9.4%)
商工・観光の振興 22億7885万円(6.7%)
農林水産業の振興 16億5375万円(4.9%)
健康・衛生の推進 16億3378万円(4.7%)
消防の活動 9億7535万円(2.9%)
その他 2億8979万円(0.9%)
令和7年度決算の状況 「イラスト」
歳入では、固定資産税および個人市民税が増加し過去最高額となったほか、法人市民税も増加したことにより、市税収入が前年度より6.1%増加しました。一方、借金に当たる地方債は、えんぱーくの大規模改修が完了したことなどにより、42.4%減少しました。
歳出では、会計年度任用職員の賃金改定および勤勉手当の新設などにより、人件費が前年度より7.6%増加しました。また、児童手当や物価高対応子育て応援手当の増加などにより、扶助費が12.9%増加しました。
令和7年度に令和7年度に取り組んだ事取り組んだ事業の一部を紹業の一部を紹介します。
「イラスト」
教育 小・中学校の児童生徒用タブレットを更新 2億3437万円「写真」
更新時期を迎えた児童生徒用のタブレットの更新を実施。ICTを活用した個別最適な学びと、協働的な学びによる主体的・対話的で深い学びを推進するため、教育環境の充実を図りました。
交通 すてっぷくん・のるーと塩尻にICカードを導入 3724万円「写真」
地域振興バス「すてっぷくん」とAI活用型オンデマンドバス「のるーと塩尻」を運行し、地域公共交通の確保・維持に努めました。令和7年度は、車両に「地域連携ICカード」の決済端末を設置し、キャッシュレスでも乗車できるようになりました。
地域 北小野地区に集落支援員を配置 400万円「写真」
地域資源を発掘・活用し、魅力を磨き上げる「北小野地区グランドデザイン」を推進するため、集落支援員を2人配置。地域の何気ない当たり前を再発見し、次世代へ伝えていけるよう「暮らしの教科書」の作成などを行いました。
公共施設 レザンホールの大規模改修に着手 2614万円「写真」
開館から約30年が経過したレザンホールの安全性と快適性を確保するため、吊り天井の耐震化と、施設・設備の改修工事に着手しました。事業期間は、令和7から9年度の3年間です。
市の決算を家計に例えてみました 塩尻市の財政はどんな状態?
市の決算や財政の状況についてイメージしやすいように家計に例えてみました。
収入(歳入)
給料 市税 162万4500円
UP! 7年度は給料(市税)が多かった
親からの仕送り
・地方交付税・国庫・県支出金・交付金 238万2000円
親(国・県)からの仕送りに頼って生活している状態
アパートの家賃収入などの副収入
・分担金・負担金・使用料・手数料 6万8500円
諸手当
・財産収入・寄付金・諸収入 49万8000円
昨年度の差引残高
繰越金 7万9000円
預貯金の取り崩し
繰入金 10万1500円
ローンの借り入れ 地方債 24万6500円
合計 500万円
支出(歳出)
生活費
食費 人件費 95万7400円(支出のトップ3)
医療費、子育て費用 扶助費 94万2700円(支出のトップ3)
高齢化が進むと医療費(扶助費)が増えていくことに…
光熱水費 物件費 78万5600円(支出のトップ3)
保険、税金 補助費等 56万9600円
子どもへの仕送り
・投資・出資金・貸付金・繰出金 54万9900円
貯金 積立金 11万2900円 Down
ローン返済 公債費 47万1400円
ローンの返済が増えて、貯金にまわせるお金が減ってしまった…
家の増改築、補修
・維持補修費・普通建設事業費・災害復旧費 52万500円
これから老朽化が進むともっと増えていきそう…
合計 491万円
収入(歳入)
給料 市税 162万4500円
UP! 7年度は給料(市税)が多かった
親からの仕送り
・地方交付税・国庫・県支出金・交付金 238万2000円
親(国・県)からの仕送りに頼って生活している状態
アパートの家賃収入などの副収入
・分担金・負担金・使用料・手数料 6万8500円
諸手当
・財産収入・寄付金・諸収入 49万8000円
昨年度の差引残高
繰越金 7万9000円
預貯金の取り崩し
繰入金 10万1500円
ローンの借り入れ 地方債 24万6500円
合計 500万円7年度の差引残高 9万円
借金残高 3754万円
貯金に対して借金が多い!
貯金残高 1314万円
(うち住宅用定期預金 152万円)
Check! 住宅(公共施設)の補修のために、計画的な貯金が必要
全国の同じ規模の市との比較では健全
塩尻市の財政の特徴
※令和6年度決算の比較
〇保育園や図書館に人員を手厚く配置しているため、人件費が平均より多い。
〇扶助費と繰出金は平均より少ない。
〇地方債残高(借金)と財政調整基金残高(貯金)は平均並み。
「グラフ」
財政分析チャートを用いると、塩尻市の財政状況が、全国の同規模の市のグループ平均からどの程度離れているかが分かります。
家計に例えると…「イラスト」
〇他の家庭に比べて食費が高い。
〇医療費や子どもへの仕送りは低く抑えられている。
〇ローン残高と貯金額は平均並み。
7年度は黒字。でも、将来に目を向けると…
令和7年度が黒字決算だったので、市の財政は引き続き「健全」な状態です。ただし、将来に目を向けると、次のようなことが想定されます。
経常収支比率の上昇
毎年必ず出ていくお金の割合を示す経常収支比率は92.5%で、近年上昇傾向です。割合が大きくなると、自由に使えるお金が少なくなります。
人口減少・少子高齢化による影響
収入の減少、扶助費の増加など、さまざまな影響が考えられます。
公共施設の老朽化による影響
老朽化した施設の建て替えなどの事業費、道路や水道管などの維持補修費が必要になります。収入が足りない場合は、積立金(貯金)を取り崩したり、地方債(借金)を借り入れたりして費用を賄うことになります。
家計に例えると…「イラスト」
〇自由に使えるお金が年々減ってきている。
〇これから年をとると、給料などの収入が減る一方で、医療費などの出費が増える。
〇家も古くなってきて、修理にお金がかかる。
市民サービスと健全財政を両立させる取り組みを進めています
行財政改革による見直し
「人件費が多い」「経常収支比率が上昇傾向」といった課題に対応するため、適正な職員配置や必要な市民サービスの水準などについて、あらゆる角度で事業の見直しを進めています。
公共施設整備のための基金への積み立て
令和6年度に「公共施設等整備基金」を設置し、7年度末までに10億4887万円を積み立てました。公共施設の大規模な更新に備えるため、今後も計画的に積み立てていきます。
公共施設の整備計画を策定
令和8年度中に「公共施設整備計画」を策定し、施設整備の優先順位や更新・統廃合・長寿命化などの方針を定め、施設の最適化を進めます。
地方債残高の抑制
レザンホールの改修などにより、今後は地方債残高(借金)が増加する見込みです。事業の取捨選別や平準化により、借金の抑制に努めます。
家計に例えると…「イラスト」
〇食費などの生活費を見直して、自由に使えるお金を増やせるようにします。
〇将来の家の建て替えに備えて、定期預金に積み立てます。
〇家の建て替えや車の買い替えなど、優先順位を考えて決めていきます。
〇欲しいけれど我慢するものを決めて、ローンの借り入れが大きくなりすぎないようにします。
もっと詳しく!「二次元コード」
市ホームページでは、決算に関するさまざまな資料をご覧いただけます。





