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広報塩尻令和8年9月号テキスト版 6ページから7ページ
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広島平和教育研修の報告 平和への思いを未来へ「写真」
8月5日・6日に、市内中学校の生徒による広島平和教育研修を行いました。研修の様子と参加した生徒の平和への思いをお伝えします。
問い合わせ 総務人事課 行政係 電話0263-52-0280 内線1312
中学生が体感する広島の記憶
本市では、平和で明るく住みやすい郷土の発展を願って、昭和60年に「平和都市推進の宣言」をしました。また、平成6年度からは広島平和教育研修を行っています。
この研修は、市内の中学校の生徒が戦争の悲惨さや平和の尊さについて現地で学ぶとともに、広島市で開催される平和記念式典に参加するものです。平和のために自分にはどんなことができるか、そして戦争や核兵器の悲惨さをどのように後世に伝えていくかなどに思いを巡らせます。
平和への思いを伝える「平和祈念のつどい」
戦後81年が経過し、戦争の経験を伝える人も少なくなり、戦争を知らない世代が大多数を占めるようになりました。広島市を訪れ、原爆被爆者からの講話や資料館の見学などを通じて、平和の尊さ、戦争や核兵器の悲惨さを感じた中学生。8月11日に市保健福祉センターで行われた「平和祈念のつどい」で、それぞれが感じた平和への思いを発表しました。講演では、満蒙開拓平和記念館館長の寺沢秀文さんを講師に迎え、開拓団の実態を本市の関わりを含めて話していただき、平和について考える一日となりました。
主な研修日程
■8月5日
○原爆の子の像への折り鶴の奉納
○原爆被爆者による被爆体験講話
○広島平和記念資料館の見学
■8月6日
○原爆死没者慰霊碑に献花
○平和記念式典に参加
○原爆ドームの見学
「写真」(1)被爆体験者から原爆の被害や恐ろしさについて、ご自身の体験をもとにお話しいただきました。
「写真」(2)(3)「原爆や戦争の悲惨さを学んだ上で、私たちが日常にできる『平和を築く行動』はどのようなものがあると思いますか?」などをテーマにグループディスカッションをしました。
「写真」(4)原爆ドームを見学しました。
「写真」(5)原爆で亡くなった子どもたちの霊を慰め、平和を呼び掛けるために建立された「原爆の子の像」に折り鶴をささげました。
「写真」(6)広島平和記念資料館を見学し、原爆の恐ろしさを感じました。
「写真」(7)原爆死没者慰霊碑に献花を行い、犠牲者の冥福を祈りました。
「写真」(8)(9)(10)「平和祈念のつどい」では、満蒙開拓平和記念館館長の寺沢秀文さんによる講演と、中学生による研修報告を行いました。
研修に参加した中学生が語る 平和への思い
広島平和教育研修に参加した12人の中学生の皆さんが、研修を通して感じた思いを紹介します。「イラスト」
塩尻中学校
小嶋 蒼仁(あおと)さん「写真」
資料館を訪れ、被爆者が話した壮絶な体験が実際に広島で起こった事実なのだと痛感しました。この事実を伝えていくこと、武力による解決を防ぐことは私たちの義務だと思います。広島で見たこと、感じたことを伝えていきたいです。
三溝 遥希(はるき)さん「写真」
原爆により、自分と同年代の子どもが被害を受けたということが特に心に残りました。戦争を知らない私たちだからこそ、被爆した人の記憶や思いを受け継ぎ、「二度と同じことをを繰り返さない」という気持ちを持つことが大切だと思います。
丘中学校
竹下 祐士郎(ゆうしろう)さん「写真」
今回の研修で、「平和」が身近でありながら、決して当たり前ではない、とても大切なものだと学びました。この大切さをこれからも忘れず、学んだことを家族や友達に伝えるとともに、自由に発信し、平和に向けて行動していきたいです。
伊藤 翔太朗(しょうたろう)さん「写真」
今後、戦争の経験を直接伝えてくださる方々は少なくなっていってしまいます。だからこそ、僕たち若い世代がその方々の思いを受け継ぎ、伝えていく責任があります。これからも、何ができるのかを考え、平和のために行動していきたいです。
広陵中学校
上野 萌果(もか)さん「写真」
私たちは、被爆者の方から直接お話を聞くことができる最後の世代です。だからこそ、「生きたかった」命の思いを受け継ぎ、自分の言葉で伝え続けていくことが私たちの責任だと思います。命に感謝し、一日一日を大切に生きていきたいです。
青柳 幸希(こうき)さん「写真」
全国平和学習の集いでのグループディスカッションで、全国の子どもたちが同じように考えていれば、将来、核兵器がない世界を実現できるのではないかと感じました。今回の経験を忘れず、まずは自分の周りから思いやりを広げていきたいです。
塩尻西部中学校
杉本 聖羅(せら)さん「写真」
広島を訪れて、平和はずっと当たり前に続くものではないのだと感じました。家族や友達と笑ったり、学校に行ったりできる毎日は、実はとても大切なものです。今ある日常を大切にし、周りの人を思いやる気持ちを忘れないようにしたいです。
原田 小百合(さゆり)さん「写真」
資料館の展示物は、一つ一つにその人の人生、思いが詰まっていてそれらが生きて私たちに何かを訴えているように感じました。そんな重みを受け止め、私はさらに原爆について学び、今からより多くの人に伝えていきたいと思いました。
両小野中学校
山辺 富太(ふくた)さん「写真」
被爆者の方の平均年齢が86歳を超えた今、私たちにできることは、戦争による悲劇を風化させずに次世代に語り継いでいくことだと思います。平和宣言の中の「ずっと戦後であり続けてほしい」という言葉を心に、自分にできることを探したいです。
赤井 穂乃香(ほのか)さん「写真」
戦争や原子爆弾は町や人を奪い、81年がたつ今でも、心を痛めている人がたくさんいることを改めて感じました。戦争や争いを起こさないためにも「相手を認める」こと「相手の気持ちを考える」ことが、「平和」につながるのではないかと思いました。
楢川小中学校
小林 健人(けんと)さん「写真」
戦争を繰り返さないために、日本が歩んできた歴史をより深く学ぶことが必要だと思いました。そして、戦争を経験していない私たちが戦争について考えたことを、より多くの人に伝えていくことが大切であると、この研修で学びました。
伊藤 条太郎(じょうたろう)さん「写真」
研修を通じて、平和とは単に戦争がない状態だけでなく、毎日を安心して過ごし、家族や友達と普通に生活できることでもあると感じました。戦争や原爆について自分から知ろうとする姿勢を持ち続け、平和について考え続けていきたいです。





