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広報塩尻令和7年11月号テキスト版 8ページから9ページ
広報塩尻2025年11月号8ページから9ページがご覧になれます。
11月は秋のこどもまんなか月間 子どもたちを虐待から守るために「イラスト」
問い合わせ こども未来課 こども家庭相談係 直通電話0263-52-0891
 国では、毎年11月を「秋のこどもまんなか月間」と定め、「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」を実施しています。皆さんの子育てと子どもたちを応援する本市の「こども家庭センター」の役割についてご紹介します。
社会全体で見守り、虐待を防ぐ
 児童虐待は、子どもの心と体を深く傷付け、その後の成長に大きな影響をもたらすことになります。児童虐待を防止するためには、社会全体が深い関心を持って子どもたちを見守っていくことが大切です。皆さんのすぐ近くにも、悩んだり苦しんだりしている子どもがいるかもしれません。皆さんのちょっとした気付きが、子どもたちの幸せな未来を築くことにつながります。
 虐待には、身体的虐待、性的虐待、ネグレクト(育児放棄)、心理的虐待があり、中でも身体的虐待や心理的虐待が多い傾向にあります。心理的虐待は、きょうだい間での差別的扱いや言葉による脅しなどで、夫婦げんかの目撃もこれに当たります。身体的虐待は、しつけと暴力が混同されがちですが、令和元年6月に児童福祉法などが改正され、親権者などは児童のしつけに際して体罰を加えてはならないことが法定化されました。
 児童虐待の早期発見、早期支援、未然防止のためにも、子どもを地域で見守り、みんなで支え合う環境づくりをしていきましょう。少しでも気になることがあれば、もし間違いでも構いませんのでご連絡をお願いします。
「チェック」子どもや保護者のこんなサインを見落としていませんか
子どものサイン
○いつも子どもの泣き叫ぶ声や保護者の怒鳴り声がする
○不自然な傷や打撲のあとがある
○衣類や体がいつも汚れている
○表情が乏しい、活気がない
○夜遅くまで子どもだけで遊んでいる
保護者のサイン
○地域などと交流が少なく孤立している
○小さい子どもを家に残したまま外出している
○子どもの養育に関して無関心である
○子どものけがについて不自然な説明をする
○人前で子どもを厳しく叱る、叩く
○家の中や外が散らかっていて不衛生
子どもを虐待から守るためにまずは連絡を
あなたの電話で守れる命があります
虐待対応ダイヤル 児童相談所全国共通3桁ダイヤル 電話189(いちはやく)
オレンジリボン運動「イラスト」
「オレンジリボン運動」は、子ども虐待防止のシンボルマークとしてオレンジリボンを広めることで、子ども虐待をなくすことを呼び掛ける市民運動です。
子育てに悩んだときはご相談ください
子育てのこと、頼れる場所があります
相談専用ダイヤル0120-189-783
子育てや親子関係の悩みは 親子のための相談LINE「QRコード」
共通事項
○匿名可。秘密は厳守します。○こども家庭庁が設けている相談窓口です。
子育てと子どもたちを応援する こども家庭センター
 こども家庭センターは、妊娠期から子育て期までの皆さんが安心して子育てできるよう切れ目のない相談や支援を行う相談窓口です。子どもたちが健やかに成長していけるう、専門の相談員が寄り添いながら一緒に考えていきますので、心配事やお困り事がありましたら、お気軽にご相談ください。
こども未来課と健康づくり課の担当職員「写真」\私たちがお待ちしています/
こども家庭センター
こども未来課 直通電話0263-52-0891
 子育てに関する悩みや、子どもたちの日々の悩みについての相談などをお受けします
社会福祉士「イラスト」
家庭児童相談員「イラスト」
心理士「イラスト」
★「場所イラスト」塩尻総合文化センター1階(こども未来課)
健康づくり課 直通電話0263-52-0855
 妊娠・出産についてや、乳幼児期の健康状態、育児に関する相談などをお受けします
保健師「イラスト」
助産師「イラスト」
マタニティサポーター「イラスト」 など
★「場所イラスト」市役所 市保健福祉センター2階(健康づくり課)
塩尻市こどもまんなか応援サポーター宣言
 こども家庭庁が推進する、子どもたちが健やかで幸せに成長できる社会を実現する「こどもまんなか社会」の趣旨に賛同し、本市は令和6年4月に「塩尻市こどもまんなか応援ポーター宣言」をしました。
 これからも、「すべてのこどもや若者たちが幸せに暮らせるように、常にこどもや若者の今とこれからにとってもっとも良いことは何かを考え、社会全体で支えていくこと」と「こどもまんなか」を基本理念として、地域と共に「こどもまんなか社会」の実現に向けて取り組んでいきます。
本市が進めるこどもまんなかアクション
 市のあらゆる分野の施策に「こどもまんなか」の視点を取り入れ推進していきます。
(1)子育て世帯を支援する
(2)こどもと保護者の「今」を支援する
(3)きめ細やかな相談や居場所づくりを行う
(4)こどもの可能性を応援する
(5)こども・若者・家庭の意見を聴く
(6)「こどもまんなか」の取組みの発信や参加を呼びかけます
書道×オレンジリボン運動の作品を展示
 市内高校の書道部による啓発作品を展示します。この機会にぜひ、ご覧ください。
■展示期間 11月11日火曜日から30日日曜日
■展示場所 塩尻総合文化センターロビー
■展示校 塩尻志学館高校、田川高校
※右のポスターは過去の作品です。「写真」






