本文
広報塩尻令和7年4月号テキスト版 14ページから15ページ
広報塩尻2025年4月号14ページから15ページがご覧になれます。
しおじり声のひろば「イラスト」
「しおじり声のひろば」は、皆さんの声をお届けする広場です。
「市長への手紙」や市ホームページ「しおじり声のひろば」などから頂いたご意見などをご紹介します。※紙面の都合により、内容を一部変更する場合があります。
今月のテーマ 農産物の鳥獣被害対策について
問い合わせ 耕地林務課林業振興係 直通電話 0263-52-0824
Q 耕作している畑に鳥獣が現れ、農作物を荒らされます。対策はありますか。
A お答えします
市内では、主にシカ、イノシシ、サル、クマ、ハクビシン、カラスなどによる農作物被害が毎年発生しています。これらの鳥獣への共通する対策は次のとおりです。
(1)畑の外周や作物周辺への物理的な柵、電気柵を設置し、侵入の防止を図る。
(2)光や音で威嚇する。
(3)畑の残渣(ざんさ)や生ごみなどは、誘因物(腐敗や発酵などにより刺激臭を発するものを含む)となるので、家の外などに放置しない。
(4)山間地にある畑では、鳥獣の隠れ家となりそうなやぶを除去するなど、畑周辺の環境を整える。
最も有効なのは、これらの対策を複数行うことです。特にサルは地域ごとに群れで出没することから、地域や地区で花火などによる追い払いや環境整備に取り組むことで、大きな効果を発揮します。本市でも猟友会と連携し、通報があった現場でのわなの設置や駆除などを実施しています。鳥獣が出没しにくい環境づくりへのご協力をお願いします。
一方、集落ではクマの出没も増えています。山林に入る際はラジオなどで音を鳴らしながら行動し、沢沿いを避けましょう。風の強い日など、音が届きにくい日は特に注意してください。
市民インタビュー「イラスト」 鳥獣被害対策について聞きました
中山間地で鳥獣被害に悩んでいる人に、対策などについて聞きました。
自分たちで地元を守っていきたい 大熊 陽一さん(上小曽部)「写真」
区を挙げて鳥獣対策をしています。サルの被害がひどく、庭の野菜は根こそぎ食べられてしまいます。捕獲したサルにGPSを付け、分析を始めて約2年半。鳥獣用花火で威嚇する準備も進めています。鳥獣対策に特効薬はありませんが、相手も慣れてくるので、継続的な取り組みが何より大事。市にGPSを増やしてもらえればありがたいですね。
▶▶▶狩猟免許を取得する補助金があります◀◀◀「写真」
市内に住所を有し、狩猟免許取得と同年度に狩猟者登録を行い、かつ、本市の有害鳥獣駆除に従事できる人への補助制度です。狩猟免許(わな猟)を取得する費用と鉄砲所持許可取得費用を補助します。詳細は左のコード(市ホームページ)でご覧ください。「QRコード」
市政へのご意見は しおじり声のひろば 市長への手紙から
しおじり声のひろば(市ホームページ)(URL https://www.city.shiojiri.lg.jp/site/toiawase/)「QRコード」
お寄せいただいたご意見などには、おおむね1週間程度を目安に回答します。また、各担当課へのお問い合わせも受け付けています。
市長への手紙 「イラスト」
お寄せいただいたご意見などには、おおむね1週間程度を目安に回答します。
■受付先 市役所1階総合案内、各支所
■投函箱の設置場所 市役所1階市民ホール
※郵送の場合は、110円切手を貼って郵送してください。
塩尻の給食で食卓に笑顔を!
肉のおかず こんこんレシピ「イラスト」
https://konkon.jp/ (こんこん)「QRコード」
※市ホームページからもご覧いただけます。
レタス蒸し「写真」
ワンポイント「イラスト」 生のレタスを使うことで、シャキシャキとした食感に。あやみどり(枝豆で代用可)は、少し押し込むように乗せるとよいでしょう。
材料(4人分)
あやみどり大豆(乾燥) 4粒
玉ネギ 中1分の2個
むきエビ 50グラム
鶏ひき肉 240グラム
★白ワイン 大さじ1弱
★コンソメ 小さじ1
★塩 少々
★白こしょう 少々
★かたくり粉 大さじ1強
紙カップ 4個
レタス 葉4枚
作り方
(1)あやみどり大豆を一晩水に浸してゆでる。
(2)玉ネギはみじん切りにし、むきエビは食べやすい大きさに切る。
(3)鶏ひき肉と(2)、★を混ぜ合わせ、よくこねる。
(4)紙カップにレタスを敷き、上に丸めた(3)を乗せ、真ん中に(1)を飾る。
(5)(4)を火が通るまで強火で20分くらい蒸し、器に盛り付けたら出来上がり。
*1人分栄養量 エネルギー…173kcal、たんぱく質…16g、脂質…8.9g、塩分…0.7g
市長が投げる球 Part5「写真」
就任後、三度目の春を迎え、心新たに前進していきます
令和4年10月に市民の皆さんの負託を受けて塩尻市長に就任し、三度目の春を迎えました。この間、「徹底した対話と現場主義」を掲げ、市民の皆さんの声を直接伺う機会を増やし、政策としては「子育て支援・教育」と「福祉」などに力を入れてきました。
令和7年度の一般会計予算額は、318億円です。「共に創る多彩な予算」と名付け、市民の皆さんと共に市民の暮らしを彩りたいという気持ちを込めました。
市民の皆さんからお預かりした貴重な税金を、公共施設の老朽化対策や物価高騰などの喫緊の課題への対応のほか、福祉や教育、保育、道路の維持補修など、市民生活に密着した事業に十分に配慮した予算配分に努めました。今後、スピード感のある予算執行により、市民の皆さんの「幸せ」につなげていきます。
就任後、市民の皆さんと対話を重ね、各地のイベントに顔を出し、多くの声を聴いてきました。しかし、まだまだお声を聴けていない方も多くいらっしゃいます。ぜひ市長への手紙(14ページ参照)もご活用いただき、皆さんの声をお寄せください。
「写真」この2年半、多くの市民の皆さんの声を聴き、さまざまな分野に力を入れてきました。