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どこでも市長室(hontoのmanabi)
開催場所 えんてらす
ワークショップの場所について
(hontoのmanabi)
ワークショップを行う場所の確保に苦慮している。塩尻市には美術館がないのでアートを飾れる場所もあったら良いと思う。理想とすればいつもそこにいけば自由工作ができる場所ができたら良いと思っている。総合文化センター内に陶芸に使える部屋があったが、焼く前の陶芸作品があったり、気を使う環境だった。えんてらすはとても人気の施設なので場所の予約がとりづらい。他に空き家バンクも聞いてみたが、売却ではなく賃貸では家主からの許可が得られず利用できなかった。
教育活動でお金を稼ぐというものが難しい。塩尻市のチャレンジ事業が終わってしまうので次年度の活動をどうしようかと考えている。チャレンジ事業の対象外になってしまうと場所代も多くかかってしまう。
(市長)
場所については、学校現場に入って例えば図工室をそのまま使ってもらうのが良いと思っている。どう事業を続けていくか、場所をどうするかということが大事ではないか。
(hontoのmanabi)
片丘の南部保育園などの現在、使われていない保育園は貸してもらえるのか。
(市長)
市内の保育園は統廃合を進めたので空いている園がある。しかし、現在は平出遺跡の埋蔵品の倉庫として使用してしまっている。場所について、市は今持っている公共施設、不動産自体をどんどん手放していく方向に舵をとっている。
事業を継続していく上では、公民館とタイアップしていけば公民館の予算があるし計画立てていろんなことができるのかなと思っている。
(hontoのmanabi)
軽自動車でいつも荷物を運んでいるが、ものすごい荷物の量になっている。そこでみんなの図工室のようにして荷物の管理が出来るといいなと思っている。
(市長)
市内の公共施設はいろんな人が利用しているので万が一、物がなくなってしまったというときに責任の所在が難しかったりする。公共施設は使いやすいようで細かいところを詰めていくとハードルが高い。また、公共施設は基本的に「公平」でなければいけないのでひとつの団体が占有することができないということもある。
(hontoのmanabi)
今回、要望したいのは場所の確保と新たな支援策やアイディアがあればいただきたい。
(市長)
場所については正直なところ、今すぐに妙案は出てこない。事業の継続性ではまちづくりチャレンジ補助金の次の手を考えていかなければいけないと思う。県の元気づくり支援金など様々な事業があるが最低経費がハードルが高いと感じる。団体の予算はどのくらいのものか。
(hontoのmanabi)
年間30~40万円ほど。
(市長)
補助されるものは直接経費の方がよいか、それとも施設の使用料の減免といった間接経費の方がよいか。
(hontoのmanabi)
場所の使用料が一番大きい。今、話を聞いていると公民館が使い勝手という意味ではベストかと思う。
(市長)
公民館と年間事業スケジュールで何月何日はこれをやりましょう。というイメージ。毎週やるとするとみなさんの人件費や材料費がかかってしまうがそのように事業をしてみてはどうか。
(hontoのmanabi)
次年度の企画段階で公民館へ相談してみようと思う。
今後について
(hontoのmanabi)
アートにこだわりすぎないが何か伸び伸びと過ごせる場所があるといいなと考えている。子供たちが本気になって本気で楽しめる場所が必要。来た時と帰った時の顔が違う。工作を通してでも、音楽を通してでも自分のやったことが認められる、自己肯定感みたいなものを持って帰れる場所が本当の学びだと思う。 ただ、預かればいい、ただ安全に見ていればいいという場所を作って子供を預かっておくということではなく、そういうことについて行政としても考えていただきたいと思う。
この団体の活動も3年間で本当にすごく広がった。リピーターも多く、ワークショップにきてくれた子が大きくなってボランティアで来てくれている。そういったこどもの居場所ならみんな来ると思うし楽しい学びをしていれば不登校もなくなるかなと思ったりもしている。
(市長)
公民館の事業で夏休みの子供の居場所作りとしてお昼ご飯を出したりしているところがある。この事業も熱意がある方がやって事業ができている。公民館長が変わってしまうと継続できなかったりする問題がある。夏休み中のこどもの欠食問題などそれはまた別の意味で考えている。本日はいろんなお話を聞かせていただきありがとうございました。