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広報塩尻令和7年1月号テキスト版 14ページから15ページ
広報塩尻2025年1月号テキスト版14ページから15ページがご覧になれます。
広報紙1200号を振り返る 創刊から66年目の新春を迎えて A Brief History of the City「イラスト」
問い合わせ先 秘書広報課広報広聴係0263-52-0333
広報塩尻は今月号で1200号となりました。昭和34年に5町村が合併して塩尻市が誕生して以来、市民と市政をつなぐ広報紙として、その役割を担ってきました。本市の広報紙の特徴は、市民の皆さんに数多く登場していただく紙面です。今回は市民の皆さんと共に歩んだ歴史を振り返ります。
1号「写真」
昭和34(1959)年4月15日発行の館報しおじり。塩尻市誕生を報じています。当時は人口34,512人、世帯数7,039戸。県から移管された福祉事務所や、旧筑摩地村の地域を北小野と改名したことなどを掲載しました。
200号「写真」
昭和52(1977)年5月1日発行の広報しおじり。表紙を飾ったのは、開園したばかりの上柿沢保育園の園児たちです。紙面では、増加するゴミ処理について分別を徹底するよう市民に呼び掛けました。
400号「写真」
昭和61(1986)年8月15日発行の広報しおじり。市民による「エプロンレポーター」の2人がゴミ分別や減量、リサイクルを呼び掛けています。ゴミ処理施設の延命化のためにも、市民の意識改革を促しました。
600号「写真」
平成6(1994)年12月15日発行の広報しおじり。1年の振り返りの特集では、吉田支所の開所や文化会館(レザンホール)の建設工事開始などを紹介。ワインや短歌など、塩尻ブランド関連イベントも数多く開催されていました。
800号「写真」
平成15(2003)年4月15日発行の広報しおじり。現在は廃刊された「15日号」は文字のみの紙面でしたが、表紙には塩尻市の景観、裏表紙には子どもたちの写真を掲載し、思わず手に取りたくなる広報紙となっていました。
1000号「写真」
平成23(2011)年12月1日発行の広報しおじり。本市出身の陸上選手である村澤明伸さん(当時20歳)を特集。塩尻市について、「地元の皆さんの応援のおかげで強くなれているなと感じます」と村澤さんの声を掲載しました。
1100号「写真」
平成28(2016)年9月1日発行の広報しおじり。全国短歌フォーラムin塩尻が30周年を迎えることを取り上げ、塩尻ゆかりの歌人の紹介や前年の最優秀賞受賞者の短歌を掲載。近代短歌の里を改めて市民に周知しました。
広報紙は、暮らしに欠かせない大切な情報源 塩尻朗読ボランティア 東浜 良子さん(大門八番町)「写真」
毎月、広報塩尻を音訳したデータをCDに保存し、10名ほどの視覚障がい者に郵送するとともに、市のホームページにも音声を掲載しています。必要な人に必要な情報を届ける活動で、7人前後で分担して音訳しています。
読まないと損をする情報やお得なイベントなど、広報紙は私たちの暮らしに欠かせない情報源。毎月の特集も読みごたえがあります。スマホなどが普及してデジタル化が進んでいますが、やっぱり紙に親しみを感じますね。
広報誌の歴史
◉昭和34(1959)年 広丘公民館による「館報しおじり」として創刊
◉昭和39(1964)年 「市報しおじり」が創刊
◉昭和40(1965)年 「館報しおじり」と「市報しおじり」を統合し、「広報しおじり」が誕生
◉昭和43(1968)年 「広報しおじり」から「公民館報しおじり」が分離
◉昭和61(1986)年 9月号が全国広報コンクールで初めて入選
◉昭和63(1988)年 11月号が全国広報コンクールで入選
◉平成2(1990)年 10月号が全国広報コンクールで特選(日本一)に。
◉平成15(2003)年 7月号が全国広報コンクールで入選
◉平成17(2005)年 旧楢川村と塩尻市が合併。同年12月号が全国広報コンクールで入選
◉平成19(2007)年 8月号が全国広報コンクールで入選
◉令和4(2022)年 「広報しおじり」を「広報塩尻」に変更。同年10月号が全国広報コンクールで入選・読売新聞社賞受賞