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広報塩尻令和6年11月号テキスト版 6ページから9ページ

ページID:0047430 更新日:2024年10月29日更新 印刷ページ表示

広報塩尻2024年11月号テキスト版6ページから9ページがご覧になれます。

塩尻市のお財布事情

令和5年度普通会計の決算状況をお知らせします。
問い合わせ 財政課財政係 電話0263-52-0280 内線1361

令和5年度決算のPoint

○令和5年度は第五次塩尻市総合計画の最終年度であり、目指す都市像の実現に向けた諸事業の総仕上げの年だった。
○コロナ禍が明け、イベントなどさまざまな事業をコロナ禍前の水準に戻した。
○物価高騰対策を積極的に実施した。
○第五次塩尻市総合計画に基づくハード事業の実施が一区切りしたことにより縮小となり、歳出が約14億5千万円減少し、歳出総額327億908万円となった。

歳入「円グラフ」

332億8045万円
※( )内の数値は構成比です。
自主財源(48.1%)
市税 104億5771万円(31.4%)
諸収入 29億373万円(8.7%)
繰越金など 21億80万円(6.3%)
使用料・手数料 4億6733万円(1.4%)
分担金・負担金 8201万円(0.3%)
依存財源(51.9%)
地方交付税 64億5979万円(19.4%)
国庫・県支出金 64億552万円(19.3%)
交付金 24億7324万円(7.4%)
地方債 19億3032万円(5.8%)

用語解説

■自主財源 市が自ら徴収または収納できる財源
 〇市税 市民や企業などが納めた税金
 〇諸収入 貸付金の元金収入など
 〇繰越金など 前年度の繰越金や、基金を切り崩した繰入金、寄付金など
 〇使用料・手数料 保育料や市の施設の使用料、証明書発行手数料など
 〇分担金・負担金 特定のサービスを受けた人からの負担金など
■依存財源 国・県などから交付または借り入れた財源
 〇地方交付税 市が全国標準的な行政サービスを提供するため、国が地方に代わり徴収する、財政状況に応じて交付される地方税
 〇国庫・県支出金 特定の目的のために国や県から交付されたお金
 〇地方債 市が大規模な事業を行うために、国や銀行から借り入れたお金
 〇交付金 国から一定の割合で配分、譲与されたお金

市税の内訳は「帯グラフ」

固定資産税 49億5568万円(47.4%)
市民税 43億8020万円(41.9%)
市たばこ税 4億4038万円(4.2%)
都市計画税 4億1395万円(4.0%)
軽自動車税 2億6724万円(2.5%)
鉱産税 16万円(0.0%)
入湯税 10万円(0.0%)

令和4年度に比べて歳入はどうなっている?

歳入全体は減

地方債の借り入れや国庫・県支出金が4年度より少なく、歳入全体では4.5%、約15.8億円の減。

市が自分で集める自主財源は増

市税が増加し、歳入全体に占める自主財源の割合は昨年度の46.2%から48.1%、前年度比1.9%の増。

国や県からの依存財源は減

国庫・県支出金や地方債が減少したため、依存財源は全体で1.9%の減。

歳出「円グラフ」

327億908万円
義務的経費(45.7%)
扶助費 60億4470万円(18.5%)
人件費 57億8053万円(17.7%)
公債費 31億1402万円(9.5%)
消費的経費(43.2%)
物件費 44億9723万円(13.8%)
補助費等 40億3929万円(12.3%)
繰出金 22億912万円(6.8%)
投資・出資金・貸付金 22億762万円(6.7%)
積立金 8億8668万円(2.7%)
維持補修費 3億11万円(0.9%)
投資的経費(11.1%)
普通建設事業費 34億7268万円(10.6%)
災害復旧費 1億5710万円(0.5%)

用語解説

■義務的経費 支出が義務付けられている経費
 〇扶助費 生活保護費、各種医療費の助成など
 〇人件費 市職員の給与や市議会議員、各種委員報酬など
 〇公債費 借り入れた地方債(借金)の返済金
■消費的経費 市が行うサービスのうち、形を残さない性質の経費
 〇物件費 光熱費、消耗品費、委託料や使用料など
 〇補助費等 特定の事業や団体への補助金や交付金
 〇投資・出資金・貸付金 融資資金などの貸付金
 〇繰出金 国保会計など他会計へ繰り出したお金
 〇積立金 特定の目的のために基金へ積み立てたお金
 〇維持補修費 道路や施設などの維持補修費
■投資的経費 道路や学校、公園の建設などを整備するための経費
 〇普通建設事業費 道路や学校、公園など公共施設の建設費など
 〇災害復旧費 災害時の公共施設の補修費など

目的別にすると「帯グラフ」

福祉の充実 114億3207万円(35.0%)
市の運営 40億6504万円(12.4%)
教育・文化の振興 35億5751万円(10.9%)
道路・公園などの整備 32億4201万円(9.9%)
市の借金返済 31億1402万円(9月5日%)
商工・観光の振興 30億8179万円(9.4%)
健康・衛生の推進 16億3547万円(5.0%)
農林水産業の振興 11億6636万円(3.6%)
消防・防災対策 9億1593万円(2.8%)
その他 4億9888万円(1.5%)

令和4年度に比べて歳出はどうなっている?

歳出全体は減

消費的経費と投資的経費が減少したため、歳出全体で4.2%、約14.5億円の減。

法令などで支払いが定められている義務的経費は増

扶助費と公債費を合わせて約4.4億円増加したため、義務的経費は全体で3.2%の増。

目的別だと福祉が充実

低所得世帯への給付事業などの実施により、3.7%、約7.5億円の増。

5年度の主な事業

DXの推進 ※DX…デジタル・トランスフォーメーション

窓口のDX ○書かない窓口(6221万円) ○キャッシュレス決済(844万円)

 市民課での住民票の申請手続きなど、職員が必要事項を来庁者と一緒に確認しながら、申請書などを作成する書かない窓口システム。慣れない書類作成の負担軽減により、手続きの所要時間が減りました。また、塩尻総合文化センターや平出博物館、広丘支所、吉田支所、保育園など9カ所に窓口キャッシュレス決済を導入しました。「写真」

教育のDX 6784万円

 児童や生徒が安心して1人1台の端末を使うことができる環境を整えるため、フィルタリングソフトを導入しました。また、教員がICT機器を活用した授業を負担なく行えるようGIGAスクール運営支援センター業務を委託し、設定や不具合対応などをサポートしました。ICT支援員などを学校に派遣し、操作研修や授業準備の伴走支援をすることで、端末の活用が大幅に広がりました。「写真」

地域DXセンター「core塩尻」 6369万円

 5年6月にcore塩尻をオープン。企業と連携した地域課題解決に向けた共創プロジェクトの推進や、住民がデジタル技術に触れる機会の創出などを行いました。地域の事業者と職員とのワークショップでは、イベント開催時の公共交通の活用など新たな気付きや参加者間での新たな関係性が生まれました。また、イベント運営への市内高校生の参画や、eスポーツを活用したシニア向け教室などで多世代交流や新たな価値の創出につながりました。「写真」

インフラの整備

日の出保育園の増築棟建設 3億8390万円

 病後児保育施設の開設と日の出保育園の0・1歳児保育室とデイ保育室を1階へ移設するための増築工事。病気の回復期の子どもを安心して預けられるようになり、0・1歳児保育室の利便性が向上したことや、駐車場が増えたことにより、子どもの送迎時の保護者負担の軽減が図られました。「写真」

塩尻児童館の拡張改修 7866万円

 塩尻児童館の利用児童の増加により、日の出保育園増築工事と併せて、保育園2階部分を塩尻児童館として使用するための拡張改修工事。延べ床面積が410平方メートルから708平方メートルに増加、照明器具のLED化、遊戯室へのエアコン設置、仕切り壁の一部ガラス化など、明るく開放感のある環境にしました。「写真」

幹線道路の整備 1億3770万円

 市道南熊井郷原線と市道郷原大門線の交差点の渋滞を解消するために整備していた「総合体育館北交差点」の改良工事が完了。塩尻駅方面への右折レーンを設け、利便性が向上するとともに、児童や生徒の通学に際しての安全性の確保が図られました。また、「塩尻町交差点」の改良を進め、安全に通行できるようにしています。「写真」
「写真」総合体育館北交差点。右折できるよう改良したことで、地域の安全と渋滞緩和が図られました。
「写真」塩尻町交差点。交差点の改良により、見通しが良くなったことで安全な通行に寄与。

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