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広報塩尻令和6年5月号テキスト版 6ページから7ページ

ページID:0041495 更新日:2024年5月1日更新 印刷ページ表示

広報塩尻2024年5月号テキスト版6ページから7ページがご覧になれます。

ゆるやかにつながる地域福祉 誰もが役割と生きがいが持てる地域共生社会の実現「イラスト」

問い合わせ 地域共生推進課地域福祉係 直通電話0263-52-7315
 令和6年度から新たにスタートした「第四次塩尻市地域福祉計画」の概要や、民生委員・児童委員の活動内容、私たち市民が実践できることなどをご紹介します。

第四次塩尻市地域福祉計画を策定

 本市では、第四次塩尻市地域福祉計画を策定し、「ゆるやかなつながりと、感謝が循環する『お互いさま文化』で暮らしを支え合い、困りごとの解決に寄り添えるまち」の実現を目指します。

求められる地域福祉

 身近な地域で、世代や分野を超えて、誰もが支え・支えられ、自分らしく活躍できる地域共生社会を共につくっていくことを目指します。
 人は「つながること」や「笑う」ことで幸福度が高まる傾向があります。地域にゆるやかなつながりが広がり、誰もが幸せを実感できる「市民幸福度」の高い地域をつくります。

誰一人取り残さない

 ※8050問題や引きこもりといった複雑化・複合化した困りごとなど、支援の届かない「はざま」を埋めるため、世代や分野、制度の縦割りを超えて、制度や支援、地域の活動を重ね、「誰一人取り残さない」すべての世代に対応する支援体制を整備します。
※8050問題:80代の親が50代の子どもの生活を支えるという問題

私たち一人ひとりができること「イラスト」

関係づくり ゆるやかにつながり感謝がめぐる

○住民同士がゆるやかにつながろう
 ・身近な地域の人とのあいさつを心掛けよう
 ・ふれあいセンターや公民館などを利用してみよう
○困りごとに気付こう
 ・身の回りで困っている人などに気付いたら、相談窓口につなげよう
○困りごとと担い手がつながろう
 ・ボランティア講座など地域福祉の担い手の育成の場に参加してみよう
 ・ボランティア活動に参加してみよう

場づくり 誰もが暮らしやすい地域に向け住民が参画する

○福祉のまちづくりを考えよう
 ・地域での支え合いに関する話し合いや学習などの場に参加してみよう
 ・福祉の学習会などで学んだことを周りの人と共有しよう
○これからのまちづくりを考えよう
 ・地域で行われている行事や環境整備作業に参加してみよう
 ・普段から災害に備え、避難所を把握したり、食糧を備蓄したりするなどの準備をしよう

近くの頼れる相談相手 民生委員・児童委員

民生委員・児童委員って何?「イラスト」

 民生委員・児童委員は、3年を任期とする、厚生労働大臣から委嘱された非常勤特別職の地方公務員です。地域の皆さんの困りごとの相談、行政や関係機関へのつなぎ役として日々活動しています。また、民生委員は児童委員も兼ねているため、子どもたちの見守り活動も行います。なお、各地域には、児童に関する相談や支援を専門的に担当する主任児童委員が配置されており、民生委員・児童委員と連携しています。
 現在、本市では160人(民生委員・児童委員146人、主任児童委員14人)が活動しています。民生委員・児童委員には守秘義務が課せられており、活動で知り得た情報については任期中はもちろん、退任後も本人の同意なく関係機関に共有することはありません。

民生委員・児童委員の担当地区変更のお知らせ

 令和6年度から宗賀地区(桔梗ケ原)担当区域が変更となりました。
■変更区域「表」
委員名と担当する組および常会
竹澤 千惠子 1、7、8、101
永井 栄子 4、5、6、103
西澤 頼雄 2、3、102
※民生委員・児童委員、主任児童委員に関するお問い合わせは、地域共生推進課地域福祉係へご連絡ください。

Interview 信頼され、頼られることがうれしい

 民生委員・児童委員として活動されているお二人に、活動について聞きました。
高砂 正子さん(大門二番町)「写真」
鈴木 登美子さん(大門田川町)「写真」

Qどんな活動をしていますか

鈴木さん 地域に住む70歳以上の高齢者向けにお楽しみ会などを企画する、「元気づくり広場」を年に5回ほど開催しています。外に出かけるきっかけや、友達づくりの場として皆さん楽しんで参加してくれています。
高砂さん 他にも一人暮らしの高齢者宅などへ訪問し、様子を見て声かけをする「見守り活動」なども行っています。

Qやりがいを感じるのはどんな時ですか

高砂さん 私は都内から引っ越してきたのですが、活動を通して顔見知りができ、地域の一員になれたと実感した時にやりがいを感じました。また、私を信頼し、悩み相談や話をしてくれるようになった時は、心を開いてくれたように感じてうれしいですね。
鈴木さん 私は、元気づくり広場に参加した方たちや見守り活動で接した方から「楽しかったよ」「ありがとう」などの言葉をかけられた時に、とてもうれしく感じます。

Q今後取り組みたいことなどはありますか

鈴木さん 元気づくり広場などの活動に参加される方は女性の割合が多いので、もっと男性参加者を増やしたいと考えています。どのようにすれば参加しやすくなるのか、自治会と連携しながら考えていきたいですね。

Q活動してみていかがですか

高砂さん 民生委員の活動は、人生の先輩たちからいろいろなことを教えてもらえます。また、人とのつながりが広がるので、地域のことがよく見えるようになりました。

Interview 地域みんなで見守ってくれる

金井 壽子さん(大門二番町)「写真」
 民生委員の皆さんは、一人暮らしの私を気にかけて様子を見に来てくれます。世間話や相談ごとなど話を聞いてくれるので、来てくれることがとても楽しみです。以前は元気づくり広場にも欠かさず参加しており、とても楽しかったです。
 最近ではご近所など周りの皆さんも気にかけてくれるようになり、とても助かっています。困ったときなどは気軽に民生委員を頼ってみてください。