アメリカ合衆国ミシャワカ市の紹介

姉妹都市　アメリカ合衆国ミシャワカ市について記載しています。

ミシャワカ市との絆

昭和39年6月、仕事でアメリカを視察した高砂弘男さん（大門六番町）が、塩尻西小学校児童の作品を持参し、インディアナ州ミシャワカ市のバッテル小学校へ贈ったのがきっかけで、両校は姉妹校になりました。
それを機に、高校留学生の交換やミシャワカ市民の公式あるいは、プライベートな訪問が相次ぐとともに、ミシャワカ市から姉妹都市提携の意思が伝えられました。
一方、本市でも市民団体から都市提携の要望書が提出され、市議会で承認されるなど、提携への気運が高まりました。
昭和47年3月、ミシャワカ市長から市民および市長に招待状が届きました。これにより、同年6月、姉妹都市提携を結ぶため姉妹都市親善訪問団がミシャワカ市を訪問しました。
同年6月5日、塩尻市とミシャワカ市は姉妹都市締結を行い、永遠の友好と協力を誓い合いました。

姉妹都市提携調印式の様子

≪ミシャワカ市の位置≫

ミシャワカ市の姿

ミシャワカ市は、アメリカ合衆国の東北部、インディアナ州の北端に位置しています。車で5大湖の一つミシガン湖まで約1時間、アメリカ第2の大都市シカゴまで2時間で行くことができます。ミシャワカ市を取り巻くセントジョセフ郡は、山のない平坦地で、市の周辺には、トウモロコシ、大豆、小麦などの大穀倉地帯が、遥か地平線まで続いています。ミシャワカ市は、鮭がのぼり、ホタルが飛び交うセントジョセフ河を中心に発展してきました。
近年では、外国企業の誘致（日系企業の工場）や、シカゴ・デトロイトからの誘客を促進するため、ヤング向けファッションの発信地として、幾つもの大型ショッピングモールの誘致を行い、商工業を中心に活気のある町づくりを進めています。また、隣接する中都市サウスベンド市の近郊住宅誘致により、人口も増えつづけています。街並みは、幅広い街路や敷地の広い家々が目につき、市内にある30もの大規模公園には、市の歴史を見つめてきたメイプル等の大木が立ち並び、正に森の中に息づく典型的なアメリカの地方都市といえるでしょう。

ミシャワカとの交流

ミシャワカ市とは、両市相互に市民訪問団や教育交流等を行い、両市の交流を深めてきました。姉妹提携50周年を迎え令和4年には、ミシャワカ市からの訪問団を迎え、歓迎レセプションを開催しました。
青少年の交流では、ミシャワカの高校生が本市を訪れ、ホームステイを通じて市民レベルの交流を行っています。
なお、平成25年から、本市の高校生がミシャワカを訪問する青少年派遣事業を再開しています。

姉妹都市提携５0周年記念レセプション

「塩尻の庭」

塩尻市では、アメリカ合衆国建国200年を記念し、ミシャワカ市へ桜の木を贈りました。この木は、メリーフィールド公園の一角に植えられ「塩尻の木立」と命名されました。昭和61年9月には、「塩尻の木立」に、日本庭園を造るための起工式が行われ、塩尻市でも寄付金を募り、石灯籠や「塩尻の庭」の築造のための基金が寄贈されました。

ミシャワカ市HP＜外部リンク＞